ハーブは私達の生活との関わりが深く、食用や薬用として、世界中で古来より使用されている植物です。

ハーブのなかには花が美しい品種も多く存在し、ラベンダーやセージなどはイングリッシュガーデンでも、観賞用としてよく植えられています。野趣あふれる素朴な雰囲気を楽しむハーブガーデンなども人気のガーデンスタイルです。

そこで今回は花が美しい多年草のハーブ、一年草のハーブについて紹介します。さっそくみていきましょう。

1. 【ハーブガーデニング】花が美しい多年草&一年草ハーブ(前編)

1.1 ヘリオトロープ

ヘリオトロープ Heliotropium/ムラサキ科1/7

紫のヘリオトロープの花

Nick Pecker/shutterstock.com

パープルやホワイトの可憐な花を咲かせるヘリオトロープ。大人っぽい雰囲気も楽しめる多年草ですが、一年草の品種もあります。開花は秋までで、美しいパープルの花を長く楽しめます。

寒さに弱く、冬は防寒対策をする必要があります。夏は乾燥させないよう、水やりに注意をしましょう。

※参考価格:500円前後(3号ポット苗)

1.2 センテッドゼラニウム

センテッドゼラニウム Pelargonium Scented-leaved Group/フウロソウ科2/7

ピンクのセンテッドゼラニウムが咲いている。

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ゼラニウムのなかでも、香りのよい葉をもつグループを総称してセンテッドゼラニウムと呼びます。可憐で愛らしい小花を咲かせるのが特徴で、ナチュラルガーデンにもおススメです。

過湿が苦手なので、梅雨の雨には注意が必要です。鉢植えにして移動させながら育てるのもよいでしょう。防寒対策にもなります。

※参考価格:400円前後(3号ポット苗)

1.3 チャイブ

チャイブ Allium schoenoprasum3/7

チャイブの紫の丸い花が咲いている

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チャイブはパープルの丸い花を咲かせる多年草です。ネギの仲間に分類され、食用として育てることもできます。

半日陰の環境が生育に適しており、地植えにすると分球して増えていく可能性があります。定期的に株分けをするほか、鉢植えで育てるのも一案です。

※参考価格:400~600円前後(3号ポット苗)

2. 【ハーブガーデニング】花が美しい多年草&一年草ハーブ(中編)

2.1 ナスタチウム

ナスタチウム Tropaeolum majus/ノウゼンハレン科4/7

ナスタチウムの花。色はオレンジと黄色。

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ナスタチウムは、ハスのように丸い葉とイエローやオレンジの明るい花が特徴の一年草です。ツル性の品種はハンギングにしてもオシャレです。

花や葉、種子は食用になるほか、コンパニオンプランツとして他の植物と混植すると、害虫予防の効果もあると言われています。

※参考価格:200~400円前後(3号ポット苗)

2.2 ジャーマンカモミール

ジャーマンカモミール Matricaria chamomilla/キク科5/7

ジャーマンカモミールの花が咲いている。色は白。

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キク科のジャーマンカモミールは、ホワイトの花がオシャレな一年草です。愛らしい小花は素朴な雰囲気で、ナチュラルガーデンの足元をオシャレに演出します。

丈夫な印象がありますが、日当たりや土壌など、環境が合致しないと苗からでも育ちにくいかもしれません。

※参考価格:400円前後(3号ポット苗)

3. 【ハーブガーデニング】花が美しい多年草&一年草ハーブ(後編)

3.1 マロウ

マロウ Malva/アオイ科6/7

マロウの紫の花が咲いている

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マロウは草丈が高く、茎に沿って個性的な花を咲かせる多年草。5弁からなる花には、筋が入り、とても華やかです。ホワイトなど落ち着いたカラーを選ぶと、ナチュラルな雰囲気も楽しめます。

冬は地上部が枯れてしまいますが、温かくなると芽吹き、植えっぱなしでも育てることができます。

※参考価格:300~800円前後(3号ポット苗)

3.2 サポナリア

サポナリア Saponaria/ナデシコ科7/7

サポナリア(ソープワート)の花。色はピンク。

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ホワイトやピンクの優しげな花を咲かせるサポナリア。細い茎に咲く花は、まるで野花のような雰囲気です。

冷涼で乾燥した気候を好みますが、高温多湿の日本でも環境が合致すると増える可能性があります。増やしたくない場合は、鉢植えで育てるとよいでしょう。

※参考価格:300円前後(3号ポット苗)

4. まとめにかえて

今回は花が美しい多年草のハーブ、一年草のハーブについて紹介しました。

ハーブは丈夫で育てやすい反面、生育環境が合致すると、想定以上に広がって増えてしまう場合があります。

生育範囲が広がると、他の生物の生長を阻害してしまう場合があるほか、地下茎で増える品種などは整理するのが難しくなることも。

コンパクトな庭でハーブを育てる場合、さまざまな植物を育てたい場合は、鉢植えでハーブを育てるのもひとつの方法です。