2. テラリウムの管理のコツ

2.1 テラリウムの置き場所

テラリウムの置き場所は、直射日光が当たらず、1年を通して快適な湿度になる部屋。

テラリウム。瓶の中に様々な植物が植えられている。

Rosanne de Vries/shutterstock.com

テラリウムは直射日光が当たらない明るい場所に置きます。暗い場所ではLEDライトを灯してあげると太陽の代わりになり、カフェのようにオシャレな雰囲気に。

暑過ぎず寒過ぎない環境が好ましいので、気温変化が激しい窓際には置かないようにしましょう。できればリビングなど、冷房や暖房で1年を通して快適な温度になる部屋がオススメです。

2.2 テラリウムの水やり

テラリウムの水やり風景。水差しか霧吹きで週に1回程度水やりをする。

テラリウム。幾何学的なガラスに植物が収められている。女性が霧吹きで水やりをしている。

Svitlana Hulko/shutterstock.com

水やりは週に1回程度、水差しまたは霧吹きで与えます。多過ぎると根腐れを起こし、少なすぎると枯れてしまうので、土や植物の様子をよく観察して調節しましょう。

霧吹きで葉にサッと葉水をかけてあげると、適度な湿気になりハダニの予防にも効果的。蓋付きの容器は湿度が保てるので水やりの回数を減らせます。

蓋を閉めたままだと蒸れてしまうので、日に1回蓋を開けて容器内に新鮮な空気を取り込んであげましょう。

2.3 テラリウムのお手入れ

テラリウムのお手入れ風景。雑草をピンセットでとったり、苗が干渉しあったらはさみで切り戻したりする。

瓶に入った植物、テラリウム。雑草をピンセットで除去している。

Piti Tan/shutterstock.com

苗が大きく生長してお互いに干渉し合ってきたら、ハサミで適度に切り戻します。まれに小さな雑草が生えてくることもあるので、見つけしだいピンセットで引き抜きましょう。

容器の内側に水垢やコケが付くと、美しい植物の姿が見えにくくなります。霧吹きをかけたときに容器をティッシュで拭いておくとよいでしょう。