• 妻としては疲れているのに片付けをしたら、余計疲れてイライラし、子どもに怒ったり夫に当たってしまいます。片付けをしなければ部屋は汚れますが、子どもや夫の前で笑顔でいられます。たとえば子どもがお茶をこぼしても「それくらい大丈夫よ」と言える余裕が保てます。
  • 初めてですから、間違えるのは当たり前。分からないのが普通です。パパは子どもと接する時間が圧倒的に少ないですから、自信もありません。まずは「分からないものの、パパとして頑張りたい意欲」から評価してあげると良いでしょう。
  • こぼしても挑戦することで、次第にこぼさないで急須が使えるようになり、お茶を汲むお手伝いが頼めるようになります。水の重さや量といった感覚も学べるでしょう。こぼしてもママにお茶をあげることは、子どもにとって大きな喜びです。

親しい仲だからこそ、気遣いなく正論を述べてしまうもの。でも本当に大切にしたい相手だからこそ、心遣いは必要でしょう。正論を言う側にも感情の問題がありますから、自身の感情も落ち着いてから伝えると良いでしょう。理性と感情の相互作用を忘れず、正しさを言うことより伝え方に重点を置いてみてくださいね。

宮野 茉莉子