春は開花する植物が多く、さまざまな花色が楽しめる季節です。ピンクやイエローの春らしい色を楽しむのも素敵ですが、透き通るように美しい、爽やかなブルーカラーの花にも注目です。

初夏まで開花する植物を選べば、新緑が美しい5月以降のガーデンでも楽しめます。

そこで今回は、爽やかカラーが楽しめる多年草と一年草を参考価格とともに紹介します。さっそくみていきましょう。

1. 春のブルーガーデンにおすすめ、爽やかカラーが楽しめる多年草&一年草

1.1 ネモフィラ

Nemophila/ムラサキ科

パステルブルーのネモフィラの小花が咲いている

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ネモフィラは、淡いブルーが美しい一年草。ほふく性があり、環境が合えば一面に広がって咲くので、風に揺れるブルーの花を存分に楽しむことができます。花色は品種によって異なります。

ガーデンスペースに余裕がない場合は、鉢植えで育てるとよいでしょう。移植に弱い性質なので、ポット苗を購入した場合は根鉢を崩さずに、そっと植え付けます。※参考価格:100~300円前後(3号ポット苗) 

1.2 エボルブルス(アメリカンブルー)

Evolvulus pilosus/ヒルガオ科

エボルブルス、別名アメリカンブルーの美しい花が咲いている

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ハンギングにおすすめのエボルブルスは、こんもりと茂る緑の葉にブルーの小花が咲く多年草です。寒さに弱いため、一年草として扱われることもあります。

生育が旺盛で、秋まで開花するため長く花を楽しめるのが特徴です。茎が伸びて形が乱れやすいので、定期的に切り戻しをするとよいでしょう。※参考価格:400円前後(3号ポット苗)