6. 一戸建てで良かった点5:自分が住みたいと思える間取りにできる
「一戸建てでは、自分が本当に住みたいと思える間取りにすることができた」
注文住宅であれば、間取りや外観のデザイン、設備、床・壁・天井の仕上げに至るまで自分好みに決めることが可能です。
また建築後にも、家族構成やライフスタイルの変化に応じて増改築によって住まいの形を変えやすいのも、一戸建て住宅のメリットといえます。
マンションでもリフォーム・リノベーションは可能ですが、管理規約による工事内容の制限があり、増築によって床面積を増やすことはできません。
7. 一戸建てのデメリットも
購入前にマンションと一戸建て住宅を比較して、最終的に一戸建てを選んだ方の良かったと思える点を紹介しましたが、もちろん一戸建てのデメリットも存在しています。
代表的なものにはマンションと比較して一般的に耐震性や断熱性・気密性といった住宅の基本性能が低いことや、耐用年数が短いことなどがあります。
さらにマンションであれば共用部分の定期的な清掃やメンテナンス、修繕等は管理会社が行なってくれますが、戸建ての場合には全てを所有者が行わなければなりません。
また外壁や屋根の定期的な修繕も必要になるので、マンションのように毎月一定の管理費や修繕積立金の支払いは不要とはいえ、自分で維持管理費を蓄えておくことが不可欠になります。
8. まとめにかえて
住まいに対する価値観は人によってさまざまです。
自分自身や一緒に住む家族のライフスタイルに合わせて、自分たちに合った住まいを選択することが大切です。
参考資料
亀田 融