5. 4位:日産「セレナe-POWER」WLTCモード燃費 18.4~20.6KM/L

日産「セレナe-POWER」

出所:日産自動車ニュースルーム

日産「セレナ」の採用するe-POWERは、トヨタやホンダが採用するハイブリッドシステムとは異なり、エンジンで発電しモーター走行するシステムです。

20.6km/Lの低燃費ですが、それ以外にも走行は100%電気とモーターで走るので車内はとても静か。発電用エンジンは1.4Lという小排気量なため騒音も少ないというメリットもあります。

また、全方位運転支援システムや、高速車線同一車線走行時に時速40km/h以上のハンズオフ機能となる「プロパイロット2.0」を搭載しています。

シートアレンジでは、横スライドをさせればスライド量が最大640mmの超ロングスライドが可能な他、3列目シートにはスライド機構も採用して様々な用途に対応しています。

5.1 日産「セレナe-POWER」

  • 車両価格(消費税込み):319万8800円~479万8200円
  • 全長/全幅/全高(mm):4690~4765/1695~1715/1870
  • ホイールベース(mm):2870
  • 車両重量(㎏):1790~1850

6. 5位:ホンダ「ステップワゴン e:HEV」WLTCモード燃費 20.0KM/L

ホンダ「ステップワゴン e:HEV」

出所:ホンダ公式企業サイト

ホンダ「ステップワゴン」のハイブリッドシステムは、2モーターのe:HEVと呼ばれるハイブリッドシステムです。

e:HEVには3つの走行モードがあり、EVモードではモーターのみで走行し、エンジンを止めて走るのでガソリンを使わずに電気自動車として走行。

ハイブリッドモードではエンジンの力で発電し、加速時にバッテリーからの電力を合わせてパワフルな加速が楽しめます。

そして、高速クルーズ時にはエンジンと車輪を直結しエンジンの力で高速走行ができます。

シートアレンジではレバーひとつで2列目シートを前後左右、自由にスライドが可能。前後方向に加え、左右にもスライドできる機構を採用しています。

また、3列目シートは床下に収納できるマジックシートなので、3列目がフラットなラゲッジスペースに変身します。

6.1 ホンダ「ステップワゴンe:HEV」

  • 車両価格(消費税込み):343万7500円~391万2700円
  • 全長/全幅/全高(mm):4800~4830/1750/1840~1845
  • ホイールベース(mm):2890
  • 車両重量(㎏):1810~1840

7. 燃費のいい「ミニバン」はファミリー層におすすめ

ミニバンは普段使いからアウトドア、そしてロングドライブとファミリー層からの人気が高い車種です。

ボディが大きく重いため、燃費が悪いことがデメリットとしてあげられていましたが、ハイブリッド車の登場により急激に燃費が改善。

そのため燃費の良いミニバンランキングでは、上位5車種が全てハイブリッド車となりました。

しかし、車選びは燃費だけではなく、運転環境や乗車人数など、ライフスタイルに合っているか?も重要です。

1位になったトヨタ「シエンタ」はミニバントップの低燃費に加えてコンパクトサイズなので使いやすく、価格もリーズナブル。したがって、燃費だけではなく販売台数もミニバントップなのです。

参考資料

田中 秀雄