ソフトバンクGなど通信株が売られる! 日経平均株価は小幅反発

【東京株式市場】 2018年2月21日

株式市場の振り返り-日経平均株価は小幅反発、取引時間中には久々の急落も

2018年2月21日(水)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 21,970円(+45円、+0.2%)   小幅反発
  • TOPIX 1,761.6(▲0.8、▲0.1%)   小幅続落
  • 東証マザーズ総合指数 1,219.7(+3.6、+0.3%)   5日続伸

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:1,087、値下がり銘柄数:897、変わらず:82
  • 値上がり業種数:14、値下がり業種数:19
  • 年初来高値更新銘柄数:71、年初来安値更新銘柄数:4

東証1部の出来高は13億8,202万株、売買代金は2兆6,862億円(概算)となり、いずれも前日より増加しました。前日のNY市場の下落を懸念する一方で、円高進行の一服を好感するなど売り買いが交錯しました。

商いそのものは低水準ながら、売買代金は3日ぶりに2兆5,000億円を上回っています。

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そのような中、日経平均株価はやや荒い値動きとなりました。前場の序盤からプラス圏で推移し、後場の寄り付き直後には一時+205円高まで買われる場面がありました。しかし、その直後から急落して約45分後には一時▲88円安まで一気に下落するなど、荒い値動きとなっています。

最後はやや切り返してプラス圏で引けましたが、取引時間中としては久々の急落だったと言えましょう。

なお、TOPIXも同じような値動きでしたが、最後までプラス圏に再浮上することなく小幅下落となり、続落で引けています。

東証マザーズ総合指数は5日続伸、売買代金は9日連続の1,000億円割れ

東証マザーズの出来高は4,885万株、売買代金は845億円となり、いずれも前日より増加しました。増加はしたものの、個人投資家の物色意欲が回復しないことから、商いは細ったままです。出来高は3日連続で5,000万株を下回り、売買代金は9日連続で1,000億円を割り込みました。

ただ、総合指数は小幅上昇となり、これで5日続伸となりました。引き続き1,200ポイントを固める展開にありますが、薄商いが続いているためその勢いがやや弱い印象があります。

安川電機など設備投資関株に見直し買い、ソフトバンクGなど通信株は下落

個別銘柄では、東京エレクトロン(8035)、TDK(6762)、日東電工(6988)などが大きく値を上げ、ホンダ(7267)、キヤノン(7751)、ユニー・ファミリーマートホールディングス(8028)なども大幅高となりました。

また、設備投資関連銘柄に見直し買いが入った結果、安川電機(6506)やダイフク(6383)が大幅上昇となり、SMC(6273)も堅調に推移しています。その他では、ソニー(6758)やシャープ(6753)などハイテク株の一角にも買い戻しが入ったと見られます。

一方、ソフトバンクグループ(9984)やKDDI(9433)など通信株が値を下げ、楽天(4755)やNTTドコモ(9437)も大幅安となりました。

また、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)など金融株が総じて売られ、スルガ銀行(8358)は連日で昨年来安値を更新しています。その他では、ブリヂストン(5108)が3日続落となったことが目を引きました。

新興市場では、マネーフォワード(3994)が一時+16%高の高騰となって昨年来高値を更新し、手間いらず(2477)も大きく値を上げました。一方、アトラエ(6194)は▲10%超の暴落となって引けています。

LIMO編集部

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