鹿児島市の鶏肉消費平均金額は2万円ほど

鹿児島県の鳥刺しに関するポストが注目を浴びました。ここからは、鶏肉の消費金額が高い都市を紹介します。

総務省統計局の調査によると、鶏肉の消費金額がもっとも高かった都市(令和2年から令和4年平均)は「福岡市」で2万1612円でした。次いで「宮崎市」が2万1556円、「京都市」が2万995円という結果になっています。

ちなみに「鹿児島市」の鶏肉消費金額は2万850円で、全国平均の1万7189円を3600円ほど上回っていることがわかりました。

鳥刺し文化のある鹿児島県では「安全確保」に力を入れている

今回は、Xで話題になっている「鹿児島県で販売されている刺身」を紹介しました。@mui_kingさんは取材の最後、「鳥刺し文化のある鹿児島・宮崎では、通常の衛生基準より厳しい独自基準を採用し、カンピロバクターの最も多く潜む部位を厳しい基準で処理しており、全国平均よりカンピロバクター感染が大幅に少ないのが現状です」と教えてくれました。

さらに「北部九州で販売されている鳥刺しのほとんどは、調理技術を確立し衛生基準をクリアした鹿児島・宮崎の専門業者が加工したものが流通しています」「地場のスーパーが何十年も鳥刺しを販売できているのは、厳しい基準をクリアすれば安全であるという証明でもあります(購入者に発症がでると即営業停止ですので) 」と語る@mui_kingさん。

実際に鹿児島県では、生食用食鳥肉の安全確保を目的として「生食用食鳥肉の衛生基準」を策定しています。それにより、食鳥処理場での加工や、飲食店の調理などに関する目標基準を定めるとともに、関係事業者に指導をおこなっています。その上で、「たとえ生食用食肉・食鳥肉であっても、子どもや高齢者などは生食を控えてもらいたい」という考えを公表しています。

鹿児島県のカンピロバクター食中毒発生状況について見てみると、平成29年と令和元年の患者数は0人だったことが分かっています。行政や事業者、消費者それぞれの工夫が、鹿児島県の鳥刺しという文化の継承に大きく寄与しているといえるのではないでしょうか。

参考資料

小野田 裕太