「ふたりがかり」で毛づくろいをしてもらう猫ちゃんが、X(旧Twitter)で注目を集めています。

投稿したのは、Xユーザーの「@kagisuzu0531」さん。

当ポストには2024年2月7日時点で9698件を超えるいいねが寄せられるなど話題となっています。

また記事の中盤では、猫の飼育費用についてもご紹介します。

※ポストの画像は【写真】をご参照ください。
※今回ご紹介するポストは、投稿者様の掲載許可を頂いております。

1. 猫二匹の愛が伝わる「毛づくろい」

「大きい猫の毛繕いはふたりがかりで行います」というコメントとともに投稿されたのは、一枚の写真でした。

「大きい猫の毛繕いはふたりがかりで行います」というコメントとともに投稿。愛ある毛づくろい。1/4

「大きい猫の毛繕いはふたりがかりで行います」というコメントとともに投稿。愛ある毛づくろい。

出所:@kagisuzu0531

そこに写っているのは、丸いクッションでくつろぐ三匹の猫ちゃん。先住の茶トラ猫「すず」くんの横には、キジトラ猫の「つむぎ」くんと「ふうか」ちゃんが並んでいます。

すずくんのおなかや腕付近を一生懸命毛づくろいしています。2/4

すずくんのおなかや腕付近を一生懸命毛づくろいしています。

出所:@kagisuzu0531

つむぎくんとふうかちゃんを近くで見ると、すずくんのおなかや腕付近を一生懸命毛づくろいしているのがわかりますね。

同じ格好ですずくんに寄り添う二匹の姿からは「お兄ちゃんが大好き!」といった気持ちが伝わってきます……!

すずくんも心地がよいのか身体を伸ばしています。尊さが詰まった光景に思わず見入ってしまいました。

2. 猫の飼育費用事情:おやつ代にかける費用が上昇

ペットのおやつ代にかける費用は年々上昇しています。3/4

ペットのおやつ代にかける費用は年々上昇しています。

e-leet/shutterstock.com

ここから少し、ペットに関する数字をご紹介していきます。

「ペットの猫」に関する経済事情について見ていきましょう。

一般社団法人ペットフード協会はペット関連企業のマーケティング施策や商品開発を後押ししたり、ペットの飼育率向上を図るため、全国犬猫飼育実態調査を行いました。

「令和5年 全国犬猫飼育実態調査」によると、猫の飼育経費は以下のように推移しました。
※数値は毎月の支出額平均

2.1 獣医にかかる医療費

  • 2018年:2412円
  • 2019年:3016円
  • 2020年:2918円
  • 2021年:3367円
  • 2022年:2392円
  • 2023年:3400円

2.2 猫の保険

  • 2018年:1729円
  • 2019年:2349円
  • 2020年:1758円
  • 2021年:2731円
  • 2022年:2069円
  • 2023年:1988円

2.3 市販の猫主食用キャットフード

  • 2018年:2599円
  • 2019年:2745円
  • 2020年:2673円
  • 2021年:2978円
  • 2022年:2877円
  • 2023年:2988円

2.4 市販の猫おやつ用キャットフード

  • 2018年:1092円
  • 2019年:1303円
  • 2020年:1241円
  • 2021年:1346円
  • 2022年:1356円
  • 2023年:1562円

上記データを見ると、2018年から2023年の6年間で「猫主食用キャットフードにかかる毎月の支出額平均」は約15%の増加、「猫おやつ用キャットフードにかかる毎月の支出額平均」については約43%も増加したことがわかります。

3. アパート・マンションなどの居住環境や飼育費用が猫を飼うハードルに

同調査では猫を飼う上での阻害要因に関するアンケート調査も実施されました。

「猫を飼いたいと思いながらも現在飼育していない理由」として、以下のような回答ランキング結果(複数回答可)となりました。

  • 1位 32.6%:集合住宅(アパート・マンションなど一戸建てでないもの)に住んでいて、禁止されているから
  • 2位 22.8%:世話をするのにお金がかかるから
  • 3位 21.5%:別れがつらいから
  • 4位 21.3%:旅行など長期の外出がしづらくなるから
  • 5位 18.1%:十分に世話ができないから

上記のように、居住環境の事情が理由で飼育できないという理由が3割を超えました。

4. 猫の飼育費用が高まる中、SNSコンテンツは「飼いたいけど飼えない人」にとってありがたい?

同調査では「現在猫を飼育していないものの、今後飼育する意向がある人」について、飼いたいと思ったきっかけに関しても調査され、結果は以下のような回答ランキング結果(複数回答可)となりました。

  • 1位 47.4%:生活に癒し・安らぎが欲しかったから
  • 2位 27.8%:過去に飼育経験があり、また飼いたくなったから
  • 3位 15.1%:愛情をかけて世話をする対象が欲しかったから
  • 4位 15.0%:ストレス解消、気分転換、リフレッシュしたいから
  • 5位 14.3%:話し相手や遊び相手として欲しかったから

これを見ると「生活に癒し・安らぎが欲しかったから」が47.4%と、その他の理由に大差をつけて1位となっています。

様々な理由で飼いたいのに飼えない人がいる中、費用や制約なしで手軽に癒しを感じられるSNSでの猫に関する投稿や動画は、注目を集めやすいコンテンツであることがうかがえます。

5. この後は一緒に寝ていたという三匹

ポストにはたくさんの反響があり「贅沢ですねww」「お兄ちゃん大好きなんだね」「王様みたい(笑)」とホッコリした人の声が続出しました。なお、@kagisuzu0531さんの返信によると、このあとは三匹で寝ていたとのことです。

「贅沢ですねww」「お兄ちゃん大好きなんだね」「王様みたい(笑)」とホッコリした人の声が続出。4/4

「贅沢ですねww」「お兄ちゃん大好きなんだね」「王様みたい(笑)」とホッコリした人の声が続出。

出所:@kagisuzu0531

@kagisuzuさんは、今回ご紹介した写真のほかにも、YouTubeやInstagram、TikTokで愛猫の写真を紹介していらっしゃいます。

「おててないない」で上目遣いをするすずくんの姿など、癒される写真も多数。気になる方はご覧になってはいかがでしょうか。

6. すずくんとつむぎくんとの出会い、普段の様子を聞きました!

――出会いのエピソードを教えてください。

すずくんは、妻の知り合いの家の庭で生まれた保護猫です。子猫を探していたときに連絡をいただいて、元気いっぱいにはしゃぐすずくんに一目惚れして家族に迎えました。

つむぎくんも保護猫です。すずくんをお迎えして5年ほど経って、前々から夢だった2匹目の猫ちゃんを迎えるために、保護猫や譲渡猫の情報を収集していました。そんなときに、妻の叔父の家に迷い込んだ子猫の話を聞き、これまた私が一目惚れしてしまい、家族に迎えました。

ちなみにすずくんはメスだと思って連れてきましたが、後々調べたらオスだったので驚きました。つむぎくんはオスだとわかっていました。

――普段はどのような子ですか?

すずくんはおっとりとマイペースな感じですが、かなり臆病な性格でもあります。人が多いと、ひとりで隅っこや2階に行って寝ています。

しかし、人がいない深夜になると甘えん坊になってしまいます。なでなでを要求してきたり、膝の上にのってきたりします。大きいのでよく「運動嫌い」といわれますがそんなこともなくて、おもちゃやぬいぐるみを追いかけまわしてよく遊ぶタイプです。

つむぎくんは、好奇心旺盛なわんぱく猫ちゃんです。人懐っこくて、初対面でもぐいぐい自分から行くタイプですね。すずくんにはよくちょっかいを出してしまい、取っ組み合いのけんかもしています。

――おもしろい、または珍しいクセなどはありますか?

すずくんもつむぎくんも、これと言って特異なことができるわけではないので、珍しい癖はとくにないですね。逆に言えば、理想の「猫像」を体現しているような存在だと思っています。

――自慢のポイントは何ですか?

すずくんは、大きなボディとかぎしっぽも魅力的ですが、私個人的にはとくに、まん丸としたお目目と、表情の豊かさがポイントだと思います。

つむぎくんも偶然同じかぎしっぽです。また、つむぎくんのしっぽの優雅な動きがポイントですね。

以上、SNSで話題の猫ちゃんでした。

参考資料

長島 迪子