【50歳代・二人以上世帯】貯蓄1000万円以上は日本に何パーセントですか？老後が不安ですが平均貯蓄額はいくらですか？平均と中央値も確認

2024年1月19日、厚生労働省が2024年度の年金額引き上げを発表しました。

厚生年金は23万483円（+6001円）、国民年金の満額は6万8000円（+1750円）となり、前年度比2.7％の増額です。しかし、物価上昇率に追いついていないため、実質的には目減りしていると言われています。

「今年こそは貯蓄しよう」「みんながどれくらい貯蓄しているのか気になる」という方もいるのではないでしょうか。

今回は金融広報中央委員会の資料をもとに、50歳代・二人以上世帯の貯蓄額をみていきます。

1. 【50歳代・二人以上世帯】貯蓄700～1000万円未満は何パーセントか

50歳代・二人以上世帯で「貯蓄700～1000万円未満」の人はどれくらいいるのでしょうか。

金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査［二人以上世帯調査］（令和4年）」より、50歳代・二人以上世帯の貯蓄事情を確認します（金融資産を保有していない世帯を含む）。

【貯蓄額】50歳代・二人以上世帯の円グラフ

※金額等は執筆時点での情報にもとづいています。

貯蓄700～1000万円未満は1割未満。

貯蓄1000万円以上でみると約3割でした。