2. 山野草を自宅で育てるコツ

山野草イメージ写真

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2.1 育てやすい品種を選ぶ

野生の山野草をいきなり庭で育てても失敗することが多く、環境保護の観点からも野草の採取は好ましくありません。園芸用に専門の育苗家が育てた品種を購入して育てましょう。

苗は園芸店のほか、ネットでもさまざまな品種が販売されています。購入前に性質をよくチェックして育てやすい品種を選べば、初心者でも安心して栽培できるでしょう。

2.2 水はけのよい土に植える

山野草は水はけがよく、保水性や通気性もある粒状の土壌を好みます。赤玉土と鹿沼土を同量ずつ、軽石を全体の1割程度加えて混ぜましょう。市販されている山野草専用の土を使うと、手間もかからず初心者にも便利です。

2.3 素焼きの鉢に植える

山野草の鉢植えでおすすめの素焼き鉢

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山野草は蒸れに弱いので、排水性や通気性のよい素焼きの鉢が適しています。熱い時期は鉢に水をかけて、蒸散効果で土の温度を低く抑えることも可能。できれば鉢穴の大きい山野草専用の鉢がオススメです。

2.4 直射日光を避ける

もともと落葉樹の下などに自生している山野草は、直射日光に当たると弱ってしまいます。5月以降は日差しが強くなるので要注意。風通しのよい半日陰で育て、猛暑の夏は日陰に移動しましょう。

2.5 水や肥料を与え過ぎない

水を与え過ぎると土がつねにジメジメした状態に。肥料も控えめにして根腐れを防ぎましょう。水やりを忘れがちになるのは休眠中。地上は枯れていても根は生きているので、水切れさせないことがポイントです。