8. 2023年12月分のファミリーマート単体の月次情報
ファミリーマート単体の12月の既存店日商は対前年同月比+4.7%増で、2024年2月期は3月から連続して対前年を上回っています。
なお、客数についても同様の傾向で12月は対前年同月比+3.7%増でこちらも引き続き好調です。
客単価についても対前年同月比で+0.9%増となっており、主要3指標で前年を上回る実績となりました。
9. 2023年12月分のファミリーマートの商品別状況
ここからは、ファミリーマートの商品別の状況(2023年12月)について紹介します。
9.1 パン
累計販売数8500万食を突破した「生コッペパン」シリーズが引き続き好調に推移したのに加え、新商品として発売された「しっとり ホイップあんぱん」の売上が好調に推移し、前年を大きく上回る実績となりました。
9.2 デザート
ブルーグリーンプロジェクトの対象商品やクリスマスのケーキに加えて、クーポン施策も奏功し、売上が前年を大きく上回る実績となりました。
9.3 カウンターFF(ファーストフード)
「ファミマプレミアムチキン」や「直火焼ローストチキンレッグ」 などのクリスマス商品が好調に推移したのに加え、クリスマスセールも功を奏し、フライヤーの売上が前年を上回る実績となりました。
10. ファミリーマートの店舗数
ファミリーマートの国内での出店は20店舗、閉店は60店舗となり、ネットで40店舗の減少。
総店舗数は、1万5442店です。
参考資料
齊藤 慧
執筆者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部 編集長室
LIMO編集部記者
担当分野
金融と社会保障分野の専門知識を生かし、主に公的年金(厚生年金保険と国民年金)、公的年金制度の仕組み、社会保障、貯蓄、マイナンバー制度など幅広くカバーしている。
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また、退職金、資産運用や貯蓄、NISA、iDeCoなど、多岐にわたるテーマについて企画・編集・執筆している。
経歴
中央大学法学部を卒業後、東証プライム上場の大手IT企業でキャリアを開始。
その後、厚生労働省の記者クラブにて約3年間、医療保険制度や介護・高齢者福祉に特化した社会保障の専門紙で記者として働いた。
ここで社会保障分野に関する深い知識と実務経験を積み、複雑な制度の解説や政策を分析するスキルを磨いた。
現在は、株式会社モニクルリサーチが運営するくらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部にて、金融と社会保障分野に特化した記事を執筆している。
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最終更新日:2024年8月9日