3. 「うちの猫もします」Xでは推測の声や経験談が続出

ゆっくりと歩く猫の姿が投稿されると、Xユーザーから多様な意見が寄せられました。

「すぐ逃げるだろうと減速しない人もいる中、止まってくださりありがとうございます」「この暗い道でライトを消したら見えにくくなり危険なので、通り過ぎるまで待つのが的確だと思います」「うちの猫も雷が鳴るとこの動きをします。なにかに怯えていたのではないでしょうか」。

状況を推測する声や似た経験をした人からのコメントのほか、13万件を超えるいいねが集まるなどポストは大反響となりました。

4. 動物との事故を起こしてしまった場合の保険に関して

運転中に道路を横断する動物を目にして、驚いた経験がある方もいるのではないでしょうか。ここからは、万が一動物との事故を起こしてしまった場合の保険について紹介します。

動物との事故は人身事故ではなく「物損事故」として扱われます。そのため、適用される保険は「自動車保険(任意保険)」となり、一般的には「対物賠償保険」を利用して飼い主に賠償することが多いです(場合によっては飼い主より損害賠償の請求をされるケースもあるようです)。

なお、損害保険料率算出機構の「自動車保険の概況」によると、任意自動車保険のうち「対物補償」の支払い件数は179万6875件、支払保険金は6億663万1376円(2021年度)とのことです。

5. 夜間の運転時も、最大限の安全を確保したい

いかがでしょうか。今回は、Xで話題になっている「横断歩道をゆっくり歩く猫」を紹介しました。

夜間の運転中に遭遇したら、思わずヒヤッとしてしまいそうな光景でした。万が一、運転中に動物が現れても冷静に対処できるように、普段から安全な走行を心がけたいですね。

なお、投稿主の「@bnr3432015425」さんは、今回ご紹介した写真のほかにも、Xで車に関すポストを多数投稿されています。気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。

参考資料

小野田 裕太