新潟県の鯨波海岸に流れ着いた和太鼓が、今X上で話題になっています。投稿したのは、Xユーザーの小竹屋旅館@新潟さん(@odakeya)。
当ポストは2024年2月1日時点で1.2万件を超えるいいねを集めており、「津波って本当に凄まじいパワーですよね」「どうか、修理修繕が叶いますように」「1日でも早く戻してあげたいですね」と多くの反響が寄せられています。
記事の最後には、投稿者さんが経営する旅館の北陸応援割プランもご紹介していますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
※投稿された写真は【写真2枚】をご参照ください
※今回紹介するポストは、投稿者様の許可を頂いております
能登半島地震の津波で流れ着いた和太鼓
「鯨波海岸に漂着した、和太鼓。白丸区と書かれています。おそらく能登からだと思われます。津波で流出したのかもしれません」そんなコメントとともに投稿されたのは、四枚の写真でした。
そこに写っているのは、波にもまれて鼓面に穴が開いてしまった和太鼓。2024年1月20日の9時30分頃、柏崎市の鯨波海岸で、投稿者さんは和太鼓が漂着しているのを見つけたそうです。
こちらの海岸は能登から直線距離で約120kmの場所にあり、能登半島地震から1週間ほど経過した頃から、津波による漂着物と思われるものが打ち上げられているようです。
見つけた当日の午後には関係者から連絡が
投稿者さんは、海岸に建つアウトドアサウナ「サウナ宝来洲(ホライズン)」を経営されている方。サウナ後の水風呂として海を利用するため、営業前に海岸に危険な漂着物がないか確認していたそうです。
波打ち際から2~3メートルの所でほとんど砂に埋まっていなかった和太鼓を発見。片面の鼓面に破れがあり大量の砂が入っていたものの、木の胴の部分は割れもない状態だったといいます。
白丸区の方や関係者の目に留まる可能性を考えて、すぐXにポストしたところ、その日の午後には、白丸区に住んでいて今は避難所にいらっしゃるマタキさんからメッセージが届いたそう。
投稿者さんは、わずか数時間で住民の方から連絡が来たことに、とても驚いたそうです。そして「地域で大切にされていたであろう和太鼓を、元の場所に戻せるかもしれない」と安堵したそうですよ。