5. ブロッコリーが追加されるという「指定野菜」って何?

5.1 国民生活に重要な野菜「指定野菜」

「指定野菜」とは、国が定めている国民生活に重要な野菜です。

農林水産省によると、特に消費量が多いキャベツ、きゅうり、さといも、だいこん、たまねぎ、トマト、なす、にんじん、ねぎ、はくさい、ばれいしょ、ピーマン、ほうれんそう、レタスの14品目が定められています。

この指定野菜を毎年作っている大規模な産地を「指定産地」として定め、指定野菜の価格が下がった場合には国が補助金を出す制度もあります。

また2024年現在、ブロッコリーは「指定野菜」に準ずる重要な野菜35品目を定めた「特定野菜」のひとつでもあります。

5.2 ブロッコリーは2026年度より「指定野菜」に適用予定

農林水産省は、2026年度よりブロッコリーを「指定野菜」に適用できるよう準備を進めることを発表しています。

「指定野菜」に新しい野菜が追加されるのは約50年ぶりだそう。この「指定野菜」に追加されることで、計画的な生産・供給が行われて、安定してブロッコリーを食べられるように図られるようになります。

ブロッコリーが好きな方には朗報ですね。

ブロッコリーの「指定野菜」の登録はまだ先ですが、今が旬のブロッコリーのレシピ、気になるものがあったらぜひ試してみてください。

指定野菜(14品目)

特定野菜(35品目)

参考資料