さて、より良いチーム運営のためには、変わる必要はなくてもお互いに努力しなければ家庭がまわらないのもたしかです。洗濯が嫌いだからといって、しないわけにはいきませんよね。その場合は「男だから女だから」といった枠にとらわれず、「できる人ができること」をというスタンスでいいでしょう。
男性でも子どもをあやすのや料理が上手だったり、女性でもDIY好きという人もいます。得意不得意、好き嫌いから、お互い無理のない家事育児を振り分けます。どちらも好まない家事は分担し、食洗機など家電の利用も考えましょう。
やらないことも一つの手です。たとえば洗濯物はハンガーに干してそのまま収納すれば、洗濯物を畳むという家事が減らせます。洗濯物はカゴに入れっぱなしで各自カゴからとる、という家庭もあります。考えてみれば毎日やらなくても、2、3日に1回で十分な家事もあります。子どもの頃育った家族と同じでなく、新たなチーム作りとして家事育児も捉えてみましょう。
チーム運営と考えると、許せることが増え、求めることも変わってきます。長い目で人生を見据え、どんな問題も乗り越えられるチーム作りをしてみてくださいね。
宮野 茉莉子
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
くらしとお金の経済メディア『LIMO』編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)を保有し、支店にて国内外株式、債券、投資信託、保険商品などの販売を通じて個人顧客向け資産運用コンサルティング業務に従事し、個人のお金の悩みを解決してきた。特に投資信託や株式、債券などを用い、顧客ニーズにあわせた丁寧でわかりやすい資産運用提案が強み。
現在は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~』編集長。厚生労働省や金融庁など官公庁の公開情報等をもとに公的年金(厚生年金保険と国民年金)、社会保障制度、貯蓄、教育、キャリアなどをテーマに執筆中。専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』でも副編集長として記事を執筆している。3児のひとり親で中学・高校社会科(公民)教員免許保有。趣味は音楽鑑賞と読書(2026年6月26日更新)