LIMOが2023年01月にお届けした記事から、注目の記事をピックアップして再掲載します。

(初掲載*2023年01月26日)

1~2月は春に向けたガーデニング計画を始める時期。今から準備しておけば、お目当ての苗や球根が手に入れやすくなります。

春に咲く花々の準備と同時に、春に植え付ける苗や球根も考えておきましょう。晩春から夏、秋に向けてキレイな花を咲かせる花々は、春に植え付けを終えておく必要があります。

そこで今回は、春に準備したい!お洒落な花が咲く植物について紹介します。さっそくみていきましょう。

春は球根の植え付け適期!お洒落な花が咲く多年草オススメ6選

ダリア

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華やかで美しい花が咲くダリアは、初夏~秋ガーデンの主役となる球根植物。大輪や小輪、ポンポン咲き、デコラティブ咲きなど、花の形や色合いが豊富なので好みに応じて育てることができます。

植え付け適期は3~6月。チューリップのような丸い球根とは異なり、ダリアの球根はやや小さめの細長い芋のような形をしています。

ダリアの球根は掘り上げるのが基本ですが、霜対策をしておけば植えっぱなしでも大丈夫です。球根が腐らないようにマルチングをして管理しましょう。※参考価格:300~700円前後(1球)

クルクマ

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クルクマは花びらを幾重にも重ねた、縦長の花姿が個性的な球根植物。切り花としても出回っており、園芸店でもよく見かける人気の植物です。

球根の植え付け適期は5~6月で、開花期は5~10月。夏の間も旺盛に生長するので、水切れに気をつけて育てましょう。球根は寒くなる前に掘り上げて、新聞紙などにくるんで保管します。※参考価格:300円前後(1球)

ゼフィランサス

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ホワイトやピンク、イエローの清楚な花を咲かせるゼフィランサス。乾燥が続いたあとの雨が刺激となって開花することから「レインリリー」という愛称で呼ばれることも。

植え付けの適期は3~4月、開花期は5~10月。園芸品種「タマスダレ」は育てやすいのが特徴で、植えっぱなしにしておくと分球して次々と株が増えていきます。群生している姿は大変美しいですよ。※参考価格:50~100円前後(1球)

サンダーソニア

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オレンジ色の釣り鐘型の花を咲かせるサンダーソニア。茎が細く、清楚な花姿が可愛らしい雰囲気です。切り花にして室内で楽しむのもいいですね。

植え付け適期は3~5月、開花期は6~7月。花が枯れて晩秋になったら、球根は掘り上げて管理します。新聞などにくるみ、玄関などやや寒い場所に保管しましょう。その際、球根の凍結には注意してくださいね。※参考価格:300~400円前後(1球)

アガパンサス

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パープルの花火のような球形の花が咲くアガパンサス。日陰でも育てることができますが、花つきが悪くなるので、できれば日当たりが確保できるところで育てるようにしましょう。

植え付けの適期は3~4月、開花期は5~8月です。アガパンサスは植えっぱなしでも育つほど、とても強健な性質。常緑種と落葉種があるので、庭の雰囲気や世話のしやすさを考えて選ぶとよいでしょう。※参考価格:400~800円前後(1株)

リアトリス

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ユリアザミ科の植物のリアトリスは、パープルやホワイトの穂状の花を咲かせる植物。地下茎に根塊を作るため、球根植物として扱われています。

アザミにも似たユニークな花姿ですが、大人っぽい雰囲気も感じられ、ナチュラルガーデンにもオススメです。植え付け適期は3~5月で、開花時期は5~9月。日当たりや風通しのよいところで育てましょう。※参考価格:500円前後(1球)

まとめにかえて

今回は、春に準備したい!お洒落な花が咲く植物について紹介しました。

冬が終わると、いよいよ本格的なガーデニングシーズンの到来です。春はガーデニング作業も多くなりますが、その分楽しみが増える時期でもあります。

春に球根を植えておけば、夏や秋の開花を待つだけ。球根植物のなかには植えっぱなしで育てられる品種もあるので、初心者もそのような植物を選ぶと世話がラクになりますよ。

LIMO編集部