関西弁7. よして・よせて
学校で遊ぶときやグループを作る場面などで、「仲間に入れて」という意味で使う関西弁です。
「よして(仲間に入れて)」と関東の人に言ったとき、「止して」「止めて」という意味で取られてしまい、うまく会話がかみ合わなかった関西人もいるようですよ。
関西弁8. くくる
身だしなみを整えるために髪をヘアゴムなどでひとまとめにすることを、関西弁では「くくる」と言うことがあります。
関西の学校の頭髪検査などではよく耳にする言葉です。
関西弁9. なんしか
「とりあえず」「とにかく」「なにしろ」といった意味の関西弁です。
サークルや職場の集まりなどで意見がまとまりきらないとき、「なんしか(とりあえず)このメンバーで始めてみよか」といった感じで使用します。
関西弁10. 遠慮のかたまり
「遠慮のかたまり」とは、大皿に残った最後の1個のことです。
居酒屋で唐揚げを頼んで1個だけ残っているとき、「遠慮のかたまり誰が食べる?」という風に使うフレーズです。
関西弁11. いらう
古語の「いろう」が語源となったと考えられている、「触る」という意味の関西弁。
職場や学校では、「この書類はいらわんといてや(触らないでね)」という感じで使います。
関西弁12. えらい
共通語では「偉い」という意味がありますが、関西では「とても」「しんどい」「大変」といったニュアンスで使われるケースもある言葉です。
東海地方や長野でも「疲れた」「だるい」といった意味で使うことがあり、広範囲で浸透している言い回しと考えられます。
関西弁13. 三角座り
主に学校の集会や体育の授業で見かける、体育座りや体操座りのことです。
膝を抱えている様子を横から見ると三角形に見えることから、三角座りと呼ばれるようになったと考えられます。
関西弁14. いがむ
共通語で「ゆがむ」という意味の関西弁です。
関西だけでなく、名古屋や岐阜、広島など西日本・東海で広く使われています。