3. 教育費の確保は学資保険だけとは限らない
かつては学資保険の利回りが高く、多くの方が教育資金の準備を学資保険で行っていました。
そのため、義理のお母さんがお嫁さんに対して「子どもを産んだら学資保険に入りなさい」というのは頷けます。
現在の状況は以前とは異なり、学資保険の利回りは低く、インフレリスクなども懸念されます。
お嫁さんが義母の言葉に「本当かな?」と感じるのは当然なのではないでしょうか。
教育資金が必要になるのは15~20年後。
早い段階からの準備が必要ですが、検討は慎重に行うことが大切です。
参考資料
舟本 美子
執筆者
2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
2級ファイナンシャル・プランニング技能士。会計事務所で10年、保険代理店や外資系の保険会社で営業職として14年勤務したのち、FPとして独立。ひとりひとりのお金に対する価値観を大事にしながら、ムリのない節約術を提案している。他のメディア媒体でも、お金に関する記事の執筆を行う。読者がすっと理解できるよう、文章の構成や表現などを意識している。LIMO編集部では、お金やペットの記事を執筆。自宅では、3匹の猫(12歳~19歳)と暮らしており、猫の健康管理や介護は得意分野。趣味は、落語、宝塚。愛読書は、P・G・ウッドハウスのジーヴスシリーズ(2023年11月20日更新)。