3. 年収500〜600万円を達成できる職種は?
では最後に、年収500万円〜600万円を達成できる職種別ランキングをみていきましょう。
dodaの「平均年収ランキング(業種別の平均年収/生涯賃金)【最新版】」の調査における職種別の平均年収ランキングは下記の結果となりました。
【平均年収ランキングTOP3:男女全体】
- 1位:専門職(コンサルティングファーム/専門事務所/監査法人):598万円
- 2位:企画/管理系:543万円
- 3位:営業系:456万円
【平均年収ランキングTOP3:男性】
- 1位:専門職(コンサルティングファーム/専門事務所/監査法人):637万円
- 2位:企画/管理系:612万円
- 3位:金融系専門職:610万円
2023年の職種別の平均年収ランキング1位は「専門職(コンサルティングファーム/専門事務所/監査法人)」で、598万円となりました。
2位は543万円の「企画/管理系」で、3位は456万円の「営業系」となっています。
昨年の同調査における3位は「技術系(電気/電子/機械)」「技術系(IT/通信)」の2つとなっていましたが、今年は上記職種それぞれ4位、5位と順位が下がる結果に。
ランキングに掲載されている全職種が、前回の調査よりも平均年収が増加しており、最も上昇幅が大きかったのは「金融系専門職」(452万円)で、昨年よりも18万円アップしています。
また、「営業系」17万円アップ、「企画/管理系」16万円アップとなっており、多くの職種で年収が上がっているとうかがえます。
なお、男女別にみた際に、男性の場合は3位に「金融系専門職」がランクインしており、平均年収の高い職種に総合ランキングとの違いが見られました。
4. 理想と現実の違いを把握し婚活をしよう
本記事では、実際の調査データをもとに「女性が結婚相手に求める年収」について詳しく紹介していきました。
女性の半数以上が結婚相手に求める年収として「500万円〜600万円」を希望しており、仮に理想の年収でない場合は「結婚対象にならない」と回答しています。
しかし、日本の平均年収は458万円であり、年収500万円以上の人は全体の約3割程度となっています。
また、日本の平均年収は年齢が上がるにつれて上昇していく傾向にあるため、現在の年収だけをみて判断すると、長い目で見た時の理想のパートナーを逃してしまう可能性もあります。
本記事を参考に、年収面での理想と現実の違いを把握し、婚活にのぞめると良いでしょう。
参考資料
- 株式会社オミカレ「【結婚とお金】物価上昇で婚活男女に危機?「男性の年収は●●万円以上欲しい(52%)」(オミカレ婚活実態調査)」
- doda「平均年収ランキング(業種別の平均年収/生涯賃金)【最新版】」
- 国税庁「令和4年分 民間給与実態統計調査」
和田 直子