2. 年収500〜600万円の割合は日本にどのくらいいる?
女性の多くが、結婚相手に求める年収として「500万円〜600万円」を希望していますが、国税庁の「令和4年分 民間給与実態統計調査」によると、日本の平均年収は458万円となっています。
では、平均年収よりも高い年収500万円〜600万円の男性割合はどのくらいなのでしょうか。
国税庁の「令和4年分 民間給与実態統計調査」によると、年収500万円〜600万円の給与所得者の男性割合は全体の「14.2%」となりました。
年収600万円以上の割合は全体の「20.9%」であることから、約6割以上の人が年収500万円に到達していないことがわかります。
2.1 【年代別】年収500万円はどの年代で達成できる?
日本の平均年収は基本的に年齢が上がるにつれて上昇していく傾向にあります。
では、年収500万円はどの年代で達成できるのでしょうか。
国税庁の「令和4年分 民間給与実態統計調査」によると、年齢階層別の平均年収は下記の結果となりました。
- 20~24歳:273万円(男性291万円・女性253万円)
- 25~29歳:389万円(男性420万円・女性349万円)
- 30~34歳:425万円(男性485万円・女性338万円)
- 35~39歳:462万円(男性549万円・女性333万円)
- 40~44歳:491万円(男性602万円・女性335万円)
- 45~49歳:521万円(男性643万円・女性346万円)
- 50~54歳:537万円(男性684万円・女性340万円)
- 55~59歳:546万円(男性702万円・女性329万円)
- 60~64歳:441万円(男性569万円・女性267万円)
- 65~69歳:342万円(男性428万円・女性227万円)
- 70歳以上:298万円(男性367万円・女性211万円)
- 全体平均:458万円(男性563万円・女性314万円)
上記グラフをみると、男性の場合30歳代後半から、女性の結婚相手に求める年収である500万円に平均年収が到達しています。
反対に、20歳代や30歳代前半の男性の場合は、条件よりも低い年収となるため「若いうちから婚活をして結婚をしたい」と考えている方は、年収が婚活における課題になる可能性も出てくるかもしれません。