3. 被災して感じた本当に必要な防災とは

今回の能登半島地震を受けて、自宅の防災を見直そうと考えている人も多いのではないでしょうか。

@natsu_eringiさんに、突っ張り棒以外で今回助かったと感じた防災についても聞いてみると、「避難するときに持っていく荷物や防災グッズセットなどを事前に用意しておくべきだったと痛感しました」と教えてくれました。

富山では地震が少ないため、@natsu_eringiさん自身もこの突っ張り棒以外ほとんど防災の備えはなかったとのこと。

幸い@natsu_eringiさんは避難の必要はなくライフラインも無事だったそうですが、避難用の荷物や非常食、水などの備えをしておくことが大切だと改めて感じたそうです。

また、地震直後はパニックになり何をしたらよいかわからなくなったそうなので、「本当に簡単なことでもパニックになると混乱してしまうと思うので、もし今から地震対策をする方がいたら、地震が起きたときにすることをまとめたリストを作って防災グッズの中に入れておくと良いと思います」とも話してくれた@natsu_eringiさんでした。

4. 自宅の防災を見直してみては

いかがでしょうか。今回は、Xで話題になっている「家具の転倒対策」について紹介しました。

投稿には突っ張り棒が折れてしまったことに驚く声も寄せられましたが、この商品は本来壁に沿って設置した棚につけることが想定されているとのこと。

@natsu_eringiさんはどうしても部屋の真ん中に高い棚を置きたくてこのような設置になったそうですが、壁際の棚に適切な位置でつけた同じ突っ張り棒は折れていなかったとのことです。

家具の転倒対策用の突っ張り棒は2000円程度で購入可能です。みなさんも自宅の防災をいま一度見直してみてはいかがでしょうか。

参考資料

小野田 裕太