5.老後に備えて今からできることを
今回は年金についての確認をしてきました。老後を見据えた準備を進めるうえで、年金に関する知識は非常に重要です。
実際に厚生年金を15万円以上受け取れている人は約半数。しかも厚生年金受給者における割合なので、自営業者などを含めるとその割合はさらに増えます。
年金だけでは老後が不安に感じる人も多いことでしょう。
未来の安定した老後の生活を考えると。今からできることを少しずつでも始めていくことがカギになると思います。今からでもできることはたくさんあります。
自分の将来に向けた資産管理や投資についての勉強をはじめることや、国が推奨しているiDeCoやつみたてNISAなどの資産運用を始めてみるのもいいでしょう。
今からの努力が将来の安心と豊かさにつながっていくことでしょう。
その一歩として、まずは現状を知ることから始めてみてはいかがでしょうか。
参考資料
大庭 新太朗
執筆者
千葉工業大学卒業後、株式会社LOFTに入社、その後東京海上日動あんしん生命保険に入社し、4年間保険営業を経験。現在は個人向け資産運用のコンサルティング業務を行う。幅広い世代への資産運用のアドバイスにおいて、バランスを考えた提案が強み。一種外務員資格(証券外務員一種)を保有。
監修者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
LIMO編集部記者/編集者/元公務員
京都教育大学卒業。株式会社モニクルリサーチが運営する、くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部において、厚生労働省管轄の公的年金制度や貯蓄、社会保障、退職金など、金融の情報を中心に執筆中。大学卒業後は教育関連企業での営業職を経て、2010年に地方自治体の公務員として入職。「国民健康保険」「後期高齢者医療制度」「福祉医療」等の業務に従事した。主に国民健康保険料の賦課、保険料徴収、高額療養費制度などの給付、国民年金や国民健康保険への資格切り替え、補助金申請等の業務を担う。特に退職に伴う年金や保険の切り替えでは、手続きがもれることで不利益を被ることがないよう丁寧な窓口対応を心がけた。その後、保険代理店にてマーケティング業務に従事。保険料比較サイトの立ち上げに参加した。乗合保険会社の商品ページだけでなく、保険の知識を普及するためのページ作成にも参加。ニ種外務員資格(証券外務員ニ種)保有。小学校教諭一種免許、幼稚園教諭一種免許、特別支援学校一種免許取得。
はたらく世代のお金の診断・相談サービスを行うマネイロでは、「【計算例付】厚生年金保険料はどのように決まる?ケース別算出方法や受給額を解説」など、お金や年金制度にまつわる記事を発信中。京都府出身。(2024年9月4日更新)