3. 【厚生年金】8月に「ひとりで30万円」を受け取る人も
先程確認したように、2023年度の厚生年金から算出した「ひとり分」の老齢基礎年金と老齢厚生年金の合計額は月額「15万8232円」です。
実は、年金は2カ月分が偶数月に振り込まれます。そのため、厚生年金のモデル「ひとり分」であれば、31万6464円が8月15日に支給されたといえます。
こう考えると、標準的な稼ぎだった方は目指しやすい金額ともいえます。
しかし、注意したいのが税金や社会保険料による天引きです。
支給額はあくまでも「額面」であり、ここから社会保険料や税金が天引きされます。ひかれた「手取り」はこれよりも少なくなるでしょう。
毎年6月には「年金振込通知書」が送られるため、こちらの通知書で実際の振込額を確認することが大切です。