2. 【職種別】生涯年収ランキング

続いては、職種別の生涯年収ランキングを見ていきましょう。

dodaの「平均年収ランキング(生涯年収・生涯賃金)【最新版】」における、職種別の生涯年収ランキングは下記の通りです。

11職種の中で最も生涯年収が高かったのは、専門職(コンサルティングファーム/専門事務所/監査法人)で2億9526万円でした。

男女別においても、最も生涯年収が高い職種分類は「専門職(コンサルティングファーム/専門事務所/監査法人)」がトップとなっています。

次いで生涯年収が高かったのは、「企画/管理系」で2億8198万円、「技術系(IT/通信)」で2億6039万円が続く結果に。

上記トップ3は、前回の調査と変わりなく不動の高収入職種と言えます。

今回の調査結果では、前回6位であった「技術系(電気/電子/機械)」が5位に順位を上げた一方で、前回5位であった「金融系専門職」が6位となり、順位が逆転しました。

エリア別の生涯年収と同様に、11職種すべてで生涯年収が前年よりも増加しており、特に4位の「営業系」は前年より888万円アップする結果となりました。

これは、新型コロナウイルス感染症の影響も薄れ、経済全体が回復したことや、賃金水準の上昇などが背景にあるとうかがえます。

また、職種別の生涯年収をみると、生涯年収が一番高い職種と一番低い職種で1億円以上もの差が生じており、エリアよりも職種による賃金格差が大きいことがわかります。