繰上げ受給と繰下げ受給との違いとは?【年金の専門用語解説】
専門用語を初心者向けに解説
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LIMO編集部では、年金初心者の方に向けて、理解しておくべき専門用語に焦点を当て、その意味や使い方をわかりやすく解説していきます。
1. 繰上げ受給とは
老齢基礎・厚生年金は、原則として65歳から受け取ることができます。ただ、希望すれば60〜65歳になるまでの間に繰り上げて受け取ることができます。これを繰上げ受給といいます。
繰上げ受給の請求をした時点に応じて年金が減額され、その減額率は一生変わらないことに注意が必要です。
2. 繰下げ受給とは
老齢基礎・厚生年金は、65歳で受け取らずに66歳以後75歳までの間で繰り下げて増額した年金を受け取ることができます。これを繰下げ受給といいます。
繰り下げた期間によって年金額が増額され、その増額率は一生変わりません。
3. 繰上げ受給と繰下げ受給との違いまとめ
65歳より前に減額された年金を受給するのが繰上げ受給、66歳以後に増額された年金を受給するのが繰下げ受給です。
参考資料
LIMO編集部
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LIMO編集部は、経済や金融、資産運用等をテーマとし、金融機関勤務経験者の編集者が中心となり、情報発信を行っています。またメディア経験者の編集者がキャリア、トラベル、SDGs、ショッピング、SNSなどについて話題となっているニュースの背景を解説しています。当編集部はファンドマネージャーや証券アナリスト、証券会社・メガバンク・信託銀行にて資産運用アドバイザー、調査会社アナリスト、ファッション誌編集長、地方自治体職員等の経験者で構成されています。編集スタッフの金融機関勤務経験年数は延べ49年(589か月)で、メンバーが勤務していた金融機関は、野村證券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、日興証券、三菱UFJ銀行、三井住友信託銀行、日本生命、フィデリティ投信などがある。日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)、第一種外務員(証券外務員一種)、FP2級、AFP等の資格保有者が複数在籍。生保関連業務経験者は過去に保険募集人資格を保有。株式会社モニクルリサーチが運営(最新更新日:2024年9月30日)。