【30歳代・ひとり世帯】貯蓄ゼロ（非保有）は何パーセントか平均と中央値はいくらか

働けど働けど、貯金がまったく増えないーー。働き盛りの30歳代の方で、そのように日々お感じになっている方も少なくないのではないでしょうか。

なかなか貯金できず、老後の生活などを考えて漠然と焦りを感じている30歳代の方も多いでしょう。

貯蓄額の目標を立てる際に目安となるのが、同年代の貯蓄額です。自分と同年代の周囲は果たしてどれくらい貯蓄を保有しているのか。知るのが怖いところでもありますが、知ることで具体的な貯蓄の目標金額を決めやすくなるはずです。

そこで今回は金融広報中央委員会の資料をもとに、30歳代・ひとり世帯の貯蓄額をみていきましょう。

1. 【30歳代・ひとり世帯】貯蓄ゼロ（非保有）は何パーセントか

30歳代・ひとり世帯で「貯蓄ゼロ（非保有）」を達成している人はどれくらいいるのでしょうか。

金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査［単身世帯調査］（令和4年）」より、30歳代・ひとり世帯の貯蓄事情を確認します（金融資産を保有していない世帯を含む）。

貯蓄ゼロ（非保有）でみると約3割となりました。

これまで30歳代・ひとり世帯の「貯蓄ゼロ（非保有）の割合」と平均・中央値を確認してきました。

2024年は新NISAスタートの年でもあります。もちろん、資産運用となればリスクも伴いますが、これを機にご自分にあった貯蓄方法について考えてみてはいかがでしょうか。下記も参考にしてぜひ検討されてみてください。

出所：金融庁「新しいNISA」をもとにLIMO編集部作成

※金額等は執筆時点での情報にもとづいています。

中沢新