貯蓄は将来への備えと安心感を築くために欠かせない要素となります。
生活の変化に備え、多くの人が慎重に資産を積み上げようとしているでしょう。
しかし、一般的な貯蓄額は果たしてどの程度なのでしょうか?
そこでこの記事では、徐々に老後を意識し始める人もいるであろう40代の貯蓄に焦点を当てていきます。
今回は金融広報中央委員会の資料をもとに、40歳代・二人以上世帯の貯蓄額をみていきます。
1. 【40歳代・二人以上世帯】貯蓄700万円以上~1000万円未満は何パーセントか
40歳代・二人以上世帯で「貯蓄700万円以上~1000万円未満」を達成している人はどれくらいいるのでしょうか。
金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和4年)」より、40歳代・二人以上世帯の貯蓄事情を確認します(金融資産を保有していない世帯を含む)。
1.1 【40歳代・二人以上世帯】の貯蓄700万円~1000万円未満の割合
- 7.3%
1.2 【40歳代・二人以上世帯】の貯蓄1000万円未満の割合
- 74.7%
1.3 【40歳代・二人以上世帯の貯蓄額】平均と中央値
- 平均:825万円
- 中央値:250万円
貯蓄700万円~1000万円未満は1割未満、貯蓄1000万円未満でみると7割以上となりました。