【インバウンド】1人当たりの旅行支出は?
全国籍・地域の訪日外国人(一般客)1人当たりの旅行支出は21万1000円と推計。国籍・地域別に見ると、香港は23万3887円と高めで、2019年比で52.3%増という結果になりました。
また、香港人の旅行者数は57.4万人ですが、香港人の消費額(1人当たりの旅行支出✕香港人の旅行者数)は1342億円と高い数値を出しています。
香港人の平均泊数は7.6日で、1人当たりの総額は23万3887円。宿泊費7万4325円、買物代7万4147円、飲食費5万3715円、交通費2万1023円、娯楽等サービス費1万0249円、その他428円となりました。
香港人の1人当たりの旅行支出
- 宿泊費:7万4325円
- 買物代:7万4147円
- 飲食費:5万3715円
- 交通費:2万1023円
- 娯楽等サービス費:1万0249円
- その他:428円
- 総額:23万3887円
【インバウンド】香港は今後も増加の見通し
今回は、2023年7~9月期の全国調査結果から香港の消費動向についてご紹介しました。
香港は、旅行者数は少ないものの、消費額は高い数値が出ており、特に宿泊費を消費していることが分かりました。渡航の規制緩和もコロナ禍前に戻っているため、今後はさらに香港からの訪日観光客が増加していきそうです。
参考資料
成瀬 亜希子