2024年は辰年です。「タツ」と言えば、水族館でも人気の生き物が「タツノオトシゴ」ですね。

そこで、鹿児島県南九州市にある日本で唯一のタツノオトシゴ観光養殖場「タツノオトシゴハウス」さんが、Instagramに投稿する写真に注目。

本記事では、かわいいタツノオトシゴの写真とともに、不思議なタツノオトシゴの生態や、タツノオトシゴの自宅飼育について取り上げます。

また記事後半では「タツノオトシゴハウス」の情報についてもご紹介します!

※ポストの画像は【画像4枚】をご参照ください。
※今回ご紹介するポストは、投稿者様の掲載許可を頂いております。

1. 【鹿児島県】オスが出産?タツノオトシゴの生態がわかるタツノオトシゴハウス

「父は妊娠中」。

そんなキャッチ―な文が載っている写真に注目。投稿したのは鹿児島の南九州市にある「タツノオトシゴハウス」さんです。

タツノオトシゴハウスさんは、タツノオトシゴの生態を観察できる、日本唯一の観光養殖場。「番所鼻自然公園」内にあります。

オスが妊娠・出産、そして育児までするという不思議な生き物「タツノオトシゴ」の魅力を、存分あじわうことができます。

タツノオトシゴは、なんとオスが妊娠、出産をする生き物。

といっても、もちろんすべてオスだけで子孫を繁栄できるわけではありません。やはり卵を産むのはメスになります。

具体的には、オスのお腹には「育児嚢(いくじのう)」と呼ばれるカンガルーのような袋があり、メスはこの袋の中に卵を産み落とします。

オスは受け取った卵を育児嚢で保護し、ふ化させるそうです。そして約2~6週間後に赤ちゃんを出産します。

だから「オスが出産する」と言われているのですね。