6. 新NISAで資産運用を開始しよう
新NISAを理解するうえで最低限抑えておきたいポイントを5つ紹介しました。
新NISAは老後資金を用意するのに適した制度です。例えば、年利3%で積立投資を続けた場合の20年後の資産評価額は以下のとおりとなります。
6.1 積立金額別の20年後の資産評価額
【積立金額 20年後の資産評価額(元本)】
- 月1万円 328万円(240万円)
- 月2万円 657万円(480万円)
- 月3万円 985万円(720万円)
- 月5万円 1642万円(1200万円)
- 月7万円 2298万円(1680万円)
月5万円の積立投資をおこなえば、1642万円もの資産の用意が可能です。
2024年1月から始まる新NISAを活用した資産形成を検討してみてはいかがでしょうか。。
参考資料
苛原 寛
執筆者
1級ファイナンシャル・プランニング技能士。慶應義塾大学商学部会計ゼミにて会計を学んだ後、東京海上日動火災保険株式会社に就職。企業が事業活動を行ううえでの自然災害や訴訟に対するリスク分析・保険提案を3年間行う。「企業が倒産しない」・「事業で安定的に利益を出す」ための適切な保険でのリスクヘッジの提案に努めた。
特に、製造業者や工事業者に対する賠償責任保険や工事保険の提案が得意。取引先企業の社長・経理・人事・プロジェクト担当者など様々な部署への営業活動を行った。上場企業の新規事業に対する保険提案が評価され、全国社員への社内プレゼンを実施した経験もある。
また、1級ファイナンシャル・プランニング技能士の資格を活かし、取引先従業員に対するNISAやふるさと納税に関するセミナーの実施経験有。現在は、フリーランスとして保険や投資、税金などのお金に関する記事の執筆や個別相談・ライフプランニングの作成・実行支援を行っている。