孤軍奮闘の日本電産が高値更新! 日経平均株価は続落

【東京株式市場】 2018年1月25日

株式市場の振り返り-日経平均株価は続落、円高懸念で一時▲291円安

2018年1月25日(木)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 23,669円(▲271円、▲1.1%) 続落
  • TOPIX 1,884.5(▲16.6、▲0.9%) 続落
  • 東証マザーズ総合指数 1,348.6(▲6.9、▲0.5%) 4日ぶり反落

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:462、値下がり銘柄数:1,519、変わらず:82
  • 値上がり業種数:3、値下がり業種数:30
  • 年初来高値更新銘柄数:87、年初来安値更新銘柄数:1

東証1部の出来高は15億6,333万株、売買代金は2兆9,626億円(概算)となり、いずれも前日並みでした。一時108円/ドル台の円高になったことで、利益確定売りが膨らんだと見られます。ただ、売買代金は前日に続き3兆円には届きませんでした。

そのような中、日経平均株価は終日3桁のマイナス圏で推移しました。前場の半ばには一時▲112円安まで下げ幅を縮小しましたが、後場の半ばには一時▲291円安まで売られる場面が見られました。その後やや戻したものの、結局は▲1%超安の続落で引けています。

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ちなみに、終値で▲1%を超える下落は昨年12月6日以来のことです。

なお、TOPIXも同じような値動きとなりましたが、下落率は日経平均株価より小さくなっています。

東証マザーズ総合指数は4日ぶり反落、売買代金は24日連続の1,000億円超

東証マザーズの出来高は6,943万株、売買代金は1,178億円となり、いずれも前日より大幅減少となりました。新興市場企業の決算発表を控えて、模様眺めムードが強まったと考えられます。ただ、売買代金は24日連続で1,000億円超をキープしました。

また、総合指数も4日ぶりの反落となり、1,400ポイントを目指す動きは小休止となりました。今後1,400ポイントを目指す動きが加速するかは、個人投資家のさらなる物色意欲が焦点になるでしょう。

決算発表を受けて日本電産が逆行高、ハイテク株ではソニーが大幅続落

個別銘柄では、ファーストリテイリング(9983)が大幅安となり、ファナック(6954)やソフトバンクグループ(9984)も値を下げました。

また、ソニー(6758)が大幅続落となるなどハイテク株が軒並み安く推移し、自動車株でもトヨタ自動車(7203)やSUBARU(7270)が大幅下落しています。

その他では、J.フロント リティリング(3086)や三越伊勢丹ホールディングス(3099)など百貨店株が急落し、ジェイテクト(6473)やDMG森精機(6141)など設備投資関連銘柄が続落したことが目を引きました。

一方、前日に決算発表を行った日本電産(6594)が一時+5%高に迫る急騰となり、昨年来高値を更新して終値でも大幅高となりました。また、ヤマトホールディングス(9064)と西日本旅客鉄道(9021)が堅調に推移し、ともに高値更新となっています。

新興市場では、サンバイオ(4592)とオンコリスバイオファーマ(4588)が急騰して昨年来高値を更新し、ブライトパス・バイオ(4594)も大幅高となりました。

一方、串カツ田中(3547)が大幅続落となり、中村超硬(6166)やCYBERDYNE(7779)も大きく値を下げています。

青山 諭志

ニュースレター

慶應義塾大学卒業後、国内大手及び外資系大手金融機関に合わせて10年以上勤務し、株式市場を中心にマーケット関連の仕事に従事。その後独立。金融機関では主にアナリストとして企業や産業調査活動に従事。調査内容としてはミクロ・セミマクロが主な分析対象だが、好きなのはマクロ分析。記事で取り扱うテーマはマーケット動向、企業分析といった株式市場関連の分析や貯蓄や投資といった個人の資産運用動向を取り扱う。最近は「富の分配」問題や「お金持ち」である富裕層研究にも時間を割いている。その他に興味のある分野はブロックチェーン技術とゲノム(ジーノム)。