2.7 トースター

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ポップなカラー、存在感のある大きさが魅力なトースター。食パンを加熱する家電ですから「安全性が心配で、売却は難しいかも」と思うかもしれません。しかし、意外にもアンティークインテリアとして需要が高く、高額で取引されているアイテムです。

2.8 炊飯器

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白地にビビッドカラーのライン・花柄がトレードマークの炊飯器は、今では珍しいアイテムです。機能は最新機には敵いませんし、安全性も考えてしまうもの。

その一方で、人気が高く、復刻版が登場するほど人気が高まっています。

2.9 冷蔵庫

出所:筆者撮影

大型家電の木製冷蔵庫。厳密には昭和よりも前から販売展開されていますが、若者目線では「昭和レトロアイテム」に該当することがあります。

実は今でも製造している業者はあるようですが、歴史を物語る冷蔵庫は一定の需要があります。かなり重量があるため、残念ながら出張買取を依頼するとなるとトントンかも。

出張買取無料の業者も増えていますが、やっぱり利益が取れなければ断られてしまいます。出張手数料無料の業者でも、お店に持ち込む店頭買取と、買取業者に来てもらう出張買取では買取価格差がある場合も。それって出張料は無料と言えるものなの……?

3. 大掃除などで実家に帰省したときには探してみて

2000年初頭に始まった昭和レトロブームは、2023年12月でも衰えていません。ブームはいつか去ってしまうものですが、ブームのうちに大切に使ってくれる方へ譲りたいですよね。

実家に帰ったときに、屋根裏・納屋・倉庫に眠っている家電を探してみてはどうでしょうか。意外な値段がついて、家電たちも喜ぶかもしれません。

青木 絵莉華