3. ヴィンテージジーンズはなぜ洗濯したらいけないの?
1980年より前に製造されたヴィンテージジーンズは、天然インディゴを使って藍色に染め上げています。天然インディゴは水に溶けにくく、デニム生地に入り込んでも洗濯することですぐに流れ落ちてしまいます。洗えば洗うほど色が落ちていくのはこのためです。
そのため、ジーンズ特有の「色・ヒゲ・ハチノス」などのデザインを保ちたい場合には、頻繁な洗濯は避けたほうがよいでしょう。ヴィンテージジーンズは風合いが命ですから、洗濯頻度を半分にしたり、デニム用洗剤を使ったりと、工夫が必要です。
4. ヴィンテージジーンズ以外は、清潔にしてから売却しましょう
デザインを保つために、洗濯をしないことはひとつの選択肢。ヴィンテージジーンズのような投資的価値があるようなものであれば、洗濯をしていなくても高く売れる可能性があります。
一方で、現在、大量生産されているようなジーンズは、買取において「臭い」の項目において減額対象です。
買取においては清潔感が大事。意外と臭いは慣れてしまって、自分では気づけません。できる限り洗濯をしてから売るようにしてください。
青木 絵莉華
執筆者
1996年生まれ。昭和女子大学卒業。検索技術者検定3級、栄養士、中学校教諭一種免許状(国語)、高等学校教諭一種免許状(国語)、高等学校教諭一種免許状(書道)、司書、司書教諭、NEALリーダー、SNSマーケティング検定、古物査定士資格を所有。昭和女子大学在学中は、株式会社早川書房のプロジェクトに参加。株式会社フジテレビジョンのホウドウキョク、株式会社虎の穴でインターンを経験。また、公益財団法人私立大学情報教育協会が実施する産学連携事業「社会スタディ」で優秀賞を受賞、公益財団法人昭和池田記念財団が実施・文部科学省が後援する「学生論文昭和池田賞」で優秀賞を受賞。古物査定士、検索技術者検定3級、司書、司書教諭、SNSマーケティング検定資格所有。大学卒業後はフリーランスとして、株式会社マーケットエンタープライズ「高く売れるドットコム」、「おいくら」においてポケモンカードや遊戯王カードなどのトレーディングカード記事や時計、トヨタ車・日産車・スバル車などの車記事を執筆やディレクションするほか、着物や骨董品の専門買取店等で買取記事を執筆など。株式会社鈴甲子においては、HPや商品紹介文作成、五月人形分野で内閣総理大臣特別賞を受賞・経済産業大臣指定伝統工芸士として認定されている「鈴甲子雄山」のブログや一次産業・二次産業(BtoB)に従事する職人など、職人の知識を言語化・記事。コラムは、株式会社小学館「Suit-woman」や株式会社アシロ「MISYU」など。昭和女子大学在学中は、株式会社早川書房のプロジェクトに参加。株式会社フジテレビジョンのホウドウキョク、株式会社虎の穴でインターンを経験。また、公益財団法人私立大学情報教育協会が実施する産学連携事業「社会スタディ」で優秀賞を受賞、公益財団法人昭和池田記念財団が実施・文部科学省が後援する「学生論文昭和池田賞」で優秀賞を受賞。