2. 日本の平均年収は458万円

2023年9月に国税庁が公表した「令和4年分 民間給与実態統計調査」によると、2022年における日本の平均年収は458万円。

2年連続の増加となっているものの、物価高騰などもあり、国民の生活は厳しい状況が続いています。

2023年10月中旬に都内のスーパーを視察した、岸田文雄総理大臣。その後、「総理大臣になる前は、お肉とか野菜は近くのスーパーによく買いに行ったことがあったので、たしかに高くなっている」と物価高を実感するようなコメントを出しました。

3. 家計調査では1カ月の被服及び履物代は1万542円

次に総務省統計局が公表した、「家計調査報告-2023年(令和5年)10月分-」を見てみると、1カ月の消費支出は30万1974円。

そのうち、被服及び履物代は1万542円となっているので、1カ月1万円の出費は平均的なはずですが…。

1カ月1万円の被服・履物の購入費用について、6割以上が高いと感じていることから、物価高の影響などで日々の生活が苦しくなっているのかもしれません。

4. 苦しい生活が続く日本国民

いかがでしょうか。

今回は、1カ月の被服・履物の購入費用にまつわるアンケート結果を紹介しました。

経済が低迷している日本。これから浮上することはあるのでしょうか。

4.1 調査概要

  • 調査日:2023年10月16日
  • 調査人数:270人(全国の10代~60代の男女)

参考資料

小野田 裕太