3. 翌春のためにやっておきたい庭仕事
3.1 土作りと施肥
植物の生育は土の良し悪しで決まると言っても過言ではありません。土壌がよい状態だと花付きもよくなり、病気にもかかりにくくなります。そこで冬の間にやっておきたいのが土作り。
土の上に葉や花が少ない時期は、土を掘り返して天日干するのによいタイミングです。硬くなった土を柔らかくほぐして、太陽光で地中の雑菌を消毒できます。
同時に牛ふんなどの有機性堆肥や腐葉土などを混ぜ込み、土にタップリと栄養を補給しておきましょう。冬の間に熟成して、春にはよく肥えた土壌ができ上がります。
3.2 春花壇の準備
ガーデニングをワンシーズン経験すると、次はこんな庭にしたいとか、思ったより植物が育たなかったとか、さまざまな思いが巡ることでしょう。
花のお手入れに時間を取られない冬は、ゆっくりと翌春の庭作りを考えられる貴重な時間です。ガーデニング雑誌やネットなどを参考に、作りたい庭のイメージをハッキリさせておきましょう。
植物が思うように育たなかったのは、その場の環境が植物に合わなかったのかもしれません。植えたいと思う植物がその場所の環境に適しているかどうか、じっくり調べてから決めると失敗も少なくなります。