何かと慌ただしくなる年の瀬。本格的な冬が来る前に、今年最後のガーデニングとして今のうちにやっておきたい作業があります。

時間にゆとりができ、これからガーデニングを始めたいという方への「60代から始めるガーデニング」。今回は1年をしめくくり次の春につなげる庭仕事や、寒さに強い品種を参考価格とともに紹介します。

1. 年内にやっておきたい庭仕事

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Ludmila Kapustkina/shutterstock.com

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1.1 防寒対策

例年寒さが厳しい地域はもちろん、普段は温暖なところでも突然雪が降ったり霜が降りたりすることも。寒い中で作業するのは辛いので、早めに防寒対策をしておくと安心です。

寒さに弱い品種は鉢に植え替え、日当たりのよい場所や室内に移動しましょう。花壇全体に不織布や寒冷紗をかけておくのもオススメ。

株元に腐葉土やワラ、ウッドチップなどを敷いて、マルチングしておくとよいでしょう。マルチングは土を保温して根を守る効果があります。

1.2 庭の掃除

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Klara Jurkova/shutterstock.com

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年末年始は来客が増えるシーズンなので、庭や玄関前はスッキリとキレイに整えておきたいもの。枯れた枝や落ち葉が積もっているところは履き掃除しておきましょう。

冬の間も雑草はたくましく生えてきます。そのままにしておくと土の養分を無駄遣いしてしまうことになるので、雑草は早めに抜いて新年を清々しい気持ちで迎えましょう。

2. 草花のお手入れ

枯れた一年草は根が残らないように深く掘り上げましょう。その場所に冬から春まで開花する一年草を新たに植える場合は、硬くなった土をよく耕してから植え付けます。

常緑の多年草はそのまま越冬。病気になっている葉を取り除き、長く伸び過ぎている枝があれば剪定しましょう。

地上部が枯れて根だけが残る多年草は、茎や葉を株元まで短く切り戻しておきます。

3. 翌春のためにやっておきたい庭仕事

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Oleksii Synelnykov/shutterstock.com

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3.1 土作りと施肥

植物の生育は土の良し悪しで決まると言っても過言ではありません。土壌がよい状態だと花付きもよくなり、病気にもかかりにくくなります。そこで冬の間にやっておきたいのが土作り。

土の上に葉や花が少ない時期は、土を掘り返して天日干するのによいタイミングです。硬くなった土を柔らかくほぐして、太陽光で地中の雑菌を消毒できます。

同時に牛ふんなどの有機性堆肥や腐葉土などを混ぜ込み、土にタップリと栄養を補給しておきましょう。冬の間に熟成して、春にはよく肥えた土壌ができ上がります。

3.2 春花壇の準備

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Aspects and Angles/shutterstock.com

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ガーデニングをワンシーズン経験すると、次はこんな庭にしたいとか、思ったより植物が育たなかったとか、さまざまな思いが巡ることでしょう。

花のお手入れに時間を取られない冬は、ゆっくりと翌春の庭作りを考えられる貴重な時間です。ガーデニング雑誌やネットなどを参考に、作りたい庭のイメージをハッキリさせておきましょう。

植物が思うように育たなかったのは、その場の環境が植物に合わなかったのかもしれません。植えたいと思う植物がその場所の環境に適しているかどうか、じっくり調べてから決めると失敗も少なくなります。

4. 寒さに強い品種オススメ5選

4.1 クリスマスローズ

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nnattalli/shutterstock.com

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花が少ない時期に庭を華やかに彩ってくれるクリスマスローズ。「冬の貴婦人」と称され、気品あふれる姿が魅力です。寒さに耐えるようにうつ向きながら、白やピンクのなどの花を開きます。※参考価格:1000~2000円前後(3号ポット苗)

4.2 ガーデンシクラメン

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Alex Manders/shutterstock.com

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ガーデンシクラメンは寒さに強いシクラメンの原種。赤やピンクの花が冬枯れの景色の中で鮮やかに映えます。次々と花が咲くように、咲き終わった花は根元から引き抜いておくとよいでしょう。※参考価格:300~500円前後(3号ポット苗)

4.3 ハボタン

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Nokzd/shutterstock.com

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日本では正月花として昔からなじみ深いハボタン。近年では品種改良が進んでコンパクトになり、葉色のバリエーションも豊富になってきました。さまざまなハボタンで寄せ植えするのもオシャレです。※参考価格:300~500円前後(3号ポット苗)

4.4 プリムラ・ジュリアン

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nnattalli/shutterstock.com

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プリムラ・ジュリアンはビビッドな原色の花が魅力。一重のほかに八重やフリル咲きもあり、冬花壇を華やかに彩ります。晩秋から春まで長い期間咲き続けるのもうれしいところです。※参考価格:100~300円前後(3号ポット苗)

4.5 ストック

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Marianne Pfeil/shutterstock.com

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ゴージャスな花が庭の主役にピッタリなストック。花には爽やかな香りがあり、切り花としても人気です。咲き終わった花を切り戻せば、脇からまた新しい花芽が伸びてきます。※参考価格:200~400円前後(3号ポット苗)

5. 次の春に向けて今年最後のガーデニング

「60代から始めるガーデニング」もこれでひと区切り。

暑さ寒さの中で作業するのは大変なときもありますが、庭中が美しい花でいっぱいになるのを見ると苦労も吹き飛びます。今年の経験を次の春に活かして、一歩ずつ理想の庭に近づけていきましょう。