2. 「一週に一度も雨降無きは妙であった」気になる中身は…
ポストに続ける形で、日記の中身を投稿した@w_denkiさん。左上には「大震災前四日間」と記載があり、震災四日前の出来事まで詳細に記録されていることがうかがえます。
@w_denkiさんは、おじいさんが記した内容について、以下のように判読しました。
「東北一週の費用五十円(二十三日間)集金額千百五十円全額の四割五分、集金の家■■■■の一週に一度も雨降無きは妙であった。午後十二時仕事を終え三人にて夜食し、一時半全く眠りに就く」
「■の部分は判読できなかった」という旨を添えて投稿すると、目にした人からは「文脈からは『家賃戴く』と読めます。同じ文字が2回出てきます。『賃』の古い略字ではないでしょうか」など推測の声が上がりました。
3. 祖父が遺した貴重な記録に、Xユーザーから驚きの声
開かずのタンスから出てきた「貴重な記録」は、Xで大勢の目に留まったようです。
画像が投稿されると、ポストには約8万件のいいねが寄せられるほどの反響が寄せられました。
Xユーザーからは「これはすごい、日本人は個人レベルで色んな記録を残してるな…」「然るべき研究機関に渡すレベル」「俺の爺ちゃんは東京から仙台まで歩いて逃げたらしい。何が書いてあるんだろう」といった驚きの声が続出しています。
実家の「開かずのタンス」から、ドえらい物が出てきた… pic.twitter.com/3zPKvy5mXl
— 渡辺電機(株) 単行本『父娘ぐらし』発売中! (@w_denki) December 6, 2023