2. 日本と韓国、月の平均賃金を比較してみると
日本の男女計の月平均賃金は、全産業で2801ドル、製造業2687ドル、建設業3036ドル、教育3407ドルです。一方の韓国はというと、全産業で3373ドル、製造業3549ドル、建設業3485ドル、教育3256ドルとなっています。
全産業の平均を見てみると、日本は2801ドル、韓国は3373ドルなので、日本よりも572ドル高いことが分かります。日本円に換算すると、韓国の月平均賃金は日本より約8万円高いことになります。
3. 先進国の月平均賃金を見てみると
日本と韓国の労働時間を比較してみます。
日本の週当たりの実労働時間は、全産業の平均で37時間。製造業39時間、建設業41時間です。一方の韓国はというと、全産業の平均で39時間、製造業42時間、建設業38時間となっています。
全産業の平均を見てみると、日本は37時間、韓国は39時間なので、韓国のほうが週2時間長いことが分かります。
日本と韓国の大きな違いは、女性の労働時間。全産業の男性の労働時間は同じ(41時間)なのですが、女性は韓国の方が週に4時間長く働いています。