流動性(liquidity)とは何か【話題の株式投資用語解説】
新NISA投資初心者向けに専門用語と意味を解説
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2024年からは新NISAが始まります。
新NISAは、大きく5つのポイントがあります。
非課税保有期間の無期限化、口座開設期間の恒久化、つみたて投資枠と成長投資枠の併用可、年間投資枠が最大360万円(つみたて投資枠で年間120万円、成長投資枠で年間240万円)、非課税保有限度額が全体で1800万円というように、新NISAは投資家層に非常に魅力的な制度となりました。
ここでは新NISAで新たに株式投資をはじめたいとお考えの投資初心者向けに、ぜひ知っておいてほしい専門用語について、わかりやすく意味や使い方を解説していきます。
1. 用語と意味を解説
買おうと思えばいつでも買える、売ろうと思えばいつでも売れるという状況が、「流動性がある」という状況です。
一方、買おうと思っても変えない、売ろうと思っても売れないという状況は、「流動性がない」という状況です。
2. 日本語の読み方
りゅうどうせい
3. 英語表記
liquidity
4. 英語の読み方
りくいでぃてぃ
5. 用語の使い方例
小型株を買うときは、売るときに流動性があるかどうか見ておくといいよ。
6. 監修者からのコメント
流動性は株式投資を行う上で最も重要な要素かもしれません。
上場している銘柄でも、流動性が乏しいと思ったよりも安く売らないといけないことがあったり、さらにひどい場合には、売れないということもあります。
7. 新NISAの投資に備えよう
いかがでしたでしょうか。
今回取り上げた用語については理解が進みましたでしょうか。
投資に際してよく使われる用語を理解し、知識を積み上げることで、みなさんの投資判断の精度が上がっていけば幸いです。
今後も自分が知らない専門用語を学んで、ぜひ新NISA枠を活用した投資につなげていきましょう。
参考資料
マネー編集部
執筆者
私たちは、保険会社・大手銀行・証券会社など金融機関での勤務経験を有したメンバーで構成する、株式会社モニクルリサーチ運営の『LIMO(リーモ)〜くらしとお金の経済メディア〜』のマネー編集部です。
日本生命保険相互会社出身の村岸理美・三井住友信託銀行株式会社出身の和田直子・株式会社三菱UFJ銀行出身の中本智恵・SMBC日興証券株式会社出身の安達さやかなどを中心としたメンバーで構成。それぞれが大手金融機関にて主にリテール・法人・富裕層向けの資産にまつわるアドバイス業務を経験。主に国内外株式の仲介、国内外の債券、投資信託、生命保険の販売業務に従事し、トップセールスで多数の表彰歴を持つ人や、研修講師として年間100回超の登壇経験を持つ元研修講師なども在籍。
専門性の高いテーマで年間8000本以上の企画・執筆・編集・監修の実績があり、特に以下の分野を中心に、厚生労働省・金融庁・総務省などの官公庁の一次情報をベースに記事を企画・執筆・編集している。
【主な執筆分野】
公的年金制度(厚生年金保険・国民年金)、社会保障制度、相続・贈与・退職金、NISA・iDeCoなどの税制優遇制度、資産運用・資産形成・保険など
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