クリスマスシーズンになると、家のドアや店頭に飾られるクリスマスリース。ツリーを置くスペースがない場所でも手軽に飾ることができ、クリスマスムードを盛り上げてくれます。
今回はクリスマスリースを飾る意味や作り方を紹介します。リース素材にオススメの植物も参考価格とともに見ていきましょう。
1. クリスマスリースを飾る意味は?
1.1 永遠の愛を象徴する
リースはイエス・キリストが処刑されるときにかぶっていたイバラの冠を象徴しています。輪の形には始まりも終わりもないことから、イエス・キリストの深い愛が永遠に続くことを意味していると言われます。
1.2 魔除けになる
とがった葉が邪悪なものを遠ざけてくれるという意味合いで、ヒイラギや針葉樹が多く用いられています。また常緑の葉は1年中緑で枯れることがありません。
強い生命力を持ち、悪いものから身を守ってくれると信じられています。
1.3 豊作・新年祈願を表す
常緑の葉は魔除けの意味だけでなく、農作物の豊穣も表すものとして考えられています。ヒイラギの赤い実は太陽を、松の種である松かさは実りを象徴。
次の年も豊作になり、新年がよい年になるようという祈願が込められています。これは日本のしめ縄や鏡餅などの正月飾りと同様と言えるでしょう。
1.4 来客を歓迎する
クリスマスシーズンから新年にかけては、離れて暮らす家族や親しい友人などが集まります。ドアに華やかなリースを掛けて、はるばる訪ねてくれた人たちに感謝の気持ちを表現。
ドアを開けるたびにフレッシュな葉やリンゴ、シナモンなどのよい香りが漂うので、アロマで来客をもてなすという効果もあります。