2. 「賢い子」は知識の吸収力のスピードが違う
このように低学年の頃から学力差が広がりますが、根本的な原因は学習時間や学習量の差なのは疑いの余地はありません。
その一方で、同じくらい勉強している子ども達の間でも、より高得点を取れるという「他の子より賢い子」がいるのも事実です。
全ての小学校とまでは言い切れませんが、クラスに天才扱い、または神童扱いされるような賢い子がいます。同じくらいの勉強量または授業内容だけで難しい問題も解けるという普通の子とは明らかに異なる「凄い子」という存在です。
賢い子は以下に挙げる「力」が高い特徴があります。
- 理解力
- 読解力
- 暗記力
- 知識力
- 処理能力
各力が同級生よりもワンランクまたはツーランク上で、本当に同い年なのかと疑いたくなるくらい違います。
そうした「別格な存在の子」に近づくには努力するしかありません。
しかし、1回の学びで全てを理解する子に追いつくのは並大抵のことでなく、さらに賢い子は例外なく努力家であり好奇心旺盛で「もっと知りたい」と、どんどん勝手に勉強をしたり本を読んだりして知識をグングン吸収していきます。
こうなると同じペースで勉強しても追いつく、追い抜くことは難しくなります。「やっぱり生まれ持った才能」と諦めてしまいそうになります。しかし、努力を続けることで子ども自身の学力をレベルアップすることにもなります。
親は賢い子と比べる気持ちを抑えて「背中が見えるよう頑張れば自分も引っ張られるように学力向上する」と声がけをするよう努めてください。