20歳〜30歳代の社会人男女を対象にした「2023年 少子化に関する意識調査」では、現役世代が抱く経済不安や理想の年収額などが浮き彫りになりました。
少子高齢化が加速して若者世代の経済負担が増えるなか、少子化対策に本格的に動き出した日本政府。
岸田総理からも「歳出改革を行った上で国民に実質的な追加負担を生じさせないことを目指す」、つまりは国民への負担が小さくなるよう進める趣旨の発言がありました。
その他、景気の変動や物価高騰など多様な事象が絡み合う社会情勢により、若年層を中心に貯蓄や資産形成への注目度が高まりつつあります。
今回は、ライフスタイルが変化しやすい30歳代のお金事情や貯蓄、平均年収について確認していきます。
【最新】このままでは子どもを持てない…30歳代が抱く「経済不安」
まずは、20歳代から30歳代が抱く「経済不安」について、最新の調査結果をチェックしていきましょう。
キャリア全般に関する研究や各種調査を実行・分析するJob総研は、20歳〜30歳代の社会人男女を対象に「2023年 少子化に関する意識調査」を実施しました。
調査概要は下記のとおりです。
- 調査方法:インターネット調査
- 調査対象:現在職を持つすべての社会人/男女/20~30歳代
- アンケート母数:合計454名(男性6:女性4)
- 実施日:2023年10月25日~10月30日
- リリース公開日:2023年11月13日