野生鳥獣の食材としての利用量と金額
今回は野生のシカがたくさんの注目を浴びました。ここからは、野生鳥獣のジビエ(食材となる野生鳥獣肉)利用量を紹介します。
農林水産省の「令和4年度野生鳥獣資源利用実態調査」によると、食肉処理施設が処理した野生鳥獣の、ジビエ利用量は2085tとわかっています(令和4年度)。そのうち食肉として販売された量は1332tで、イノシシは442t、シカは871tとなっています。
なお、食肉処理施設で「野生鳥獣を処理して得た金額」は40億7500万円で、そのうち食肉の販売金額は34億1600万円です。イノシシは14億2800万円、シカは18億8600万円と公表されています。
普段から「野生の動物」を見かける地域に驚きの声
いかがでしょうか。今回は、Xで話題になっている「夜道で目撃した鹿の戦い」を紹介しました。
山猫さんは現地について「普段から鹿やイノシシ、タヌキにキツネ猿にアナグマ、野うさぎ、リス等々の野生動物を見かける地域」と教えてくれました。現場の川原では「花火大会で音にビックリして逃げる巨大なイノシシ」を見かけることもあるそうです。
ポストには「ええ…鹿がいるところだと、こんなこともあるんだ……」といった驚きの声や「かっこいい」「漫画みたい」といった感想も寄せられ、大反響となりました。
参考資料
小野田 裕太