投資に興味があるという方も多いのではないでしょうか。
株式投資や投資信託など、投資の種類も様々です。
今回は、株式投資と投資信託に着目してメリット・デメリットを解説していきます。
当記事を参考に株式投資や投資信託をはじめてみてはいかがでしょうか。
1. 株式投資のメリット
株式投資のメリットを順番に解説していきます。
1.1 メリット1:株価の値上がり益を得られる可能性がある
保有する株式が値上がりすることで、購入時の価格から差額が生まれます。
そのタイミングで売却することで利益が得られます。
この利益をキャピタルゲインと呼びます。
1.2 メリット2:配当金を受けられる可能性がある
配当金は、企業が経済活動によって得た利益を株主に分配する仕組みのこと。
企業によって配当の実施回数や配当金額は異なり、株主への配当に力を入れる企業も多くあります。
また、配当金は利益が出ているからと言って必ず分配されるものではありません。
1.3 メリット3:株主優待がある場合は、優待が受けられる
株主優待は、企業が株主に対して自社の商品やサービスなどを贈る優待制度です。
ただし、すべての上場企業が行っているわけではありません。
投資する銘柄の株主優待の内容はあらかじめチェックしておきましょう。
1.4 メリット4:株主総会など経営に参加できる
株式を保有していると、株主総会が開催されたときに議決権行使することができます。
株主総会の決議において賛成・反対の票を投じることができます。
議決権は保有している株数に応じて異なります。
2. 株式投資のデメリット
株式投資のデメリットは以下のとおりです。
2.1 デメリット1:損失が出る可能性がある
株式投資に関わらず、投資には損失が出る可能性があります。
株式投資においても例外ではありません。
株式投資には主に以下のようなリスクがあります。
- 価格変動リスク
- 信用リスク
- 流動性リスク
- 為替変動リスク
株価の変動により、損失が出る可能性があることは念頭に置いておきましょう。
2.2 デメリット2:ある程度の資金が必要
株式投資にはある程度のまとまった資金が必要です。
投資信託と比較すると、資金な資金は多いです。
少額からはじめてみたいという方は投資信託を検討してみてください。
3. 投資信託のメリット
投資信託のメリットは以下のとおりです。
3.1 メリット1:少額からスタートできる
株式は通常100株ごとに購入するのに対して、投資信託は金融機関によっても異なりますが、最低購入金額を100円とするところもあります。
そのため、投資信託は少額からスタートできます。
3.2 メリット2:運用のプロに任せられる
投資信託は、ファンドマネージャーが運用してくれます。
株式投資の場合は主に、自分で運用をしなければなりませんが、投資信託の場合は銘柄を選び、専門家が運用してくれます。
投資のへのハードルが高く感じてしまう人は、まずは投資信託がおすすめです。
3.3 メリット3:分散投資でリスクを軽減できる
投資のリスクは、少しでも抑えたいところ。
リスクを回避するためには分散投資が良いとされています。
投資先を銘柄・地域ともに広く分散することで、リスクの軽減に繋がります。
4. 投資信託のデメリット
投資信託のデメリットは以下のとおりです。
4.1 デメリット1:元本保証なし
購入したときよりも値下がりしてマイナスになる、元本割れの可能性があります。
市場の動向はさまざまな要因によって変わり、投資信託の基準価額はそれらの影響を受けます。
4.2 デメリット2:手数料がかかる
投資信託の場合、いくつか手数料を負担しなければなりません。
- 購入時手数料
- 信託報酬(運用管理費用)
- 信託財産留保額
投資信託の運用には複数の機関がかかわるため、手数料がかかってくることは覚えておきましょう。
4.3 デメリット3:タイムリーな売買取引には向いてない
投資信託は複数の銘柄を組み入れていることから、時価評価をもとに、1日に1つの基準価額が算出されます。
売買取引は、ブラインド方式という売買取引は当日の基準価額を公表する前に締め切られるものを採用しているため、株式投資のようにタイムリーな売買には向いていません。
藤原 悠喜
・株式投資のメリットは「株価の値上がり益を得られる可能性がある」「配当金を受けられる可能性がある」「株主優待がある場合は、優待が受けられる」などで、デメリットは「損失が出る可能性がある」「損失が出る可能性がある」
・投資信託のメリットは「少額からスタートできる」「運用のプロに任せられる」「分散投資でリスクを軽減できる」などで、デメリットは「元本保証なし」「手数料がかかる」「タイムリーな売買取引には向いてない」