管理職の平均年収はいくら?
まず最初に管理職の平均年収について、係長・課長・部長の役職別に紹介します。
係長の平均年収は575万円
厚生労働省の「令和4年賃金構造基本統計調査」によると、企業規模10人以上企業の係長の平均年収は575万円です。
非役職者平均の414万円と比較して、金額で約160万円プラスになります。
残業代が出なくなっても基本給がアップし役職手当などがプラスされるため、収入が40%近くも増えています。
また、企業規模別に係長の年収を比較すると、企業規模が大きくなるほど平均年収が高いことがわかります。
課長の平均年収は769万円
前述の調査によると、課長の平均年収は769万円です。
非役職者と比べて350万円以上、係長と比べて200万円近くも増えます。
企業規模1000人以上の大企業では、平均年収が1000万円近くまでアップします。
企業規模が大きくなるほど、昇給率が高くなり非役職者や係長との差が大きくなる傾向です。
部長の平均年収は902万円
部長の平均年収は902万円で、年収1000万円を超える人も増えています。
企業規模1000人以上の大企業の平均は約1200万円、100人から999人までの企業でも年収1000万円近くになります。
ただし、企業規模が大きくなるほど社内の出世競争は激しく、部長になれる人は限られてきます。