鶏のとさかにそっくりな花姿が名前の由来となったケイトウ。昔からなじみ深い花で、炎のように色鮮やかな花色は秋の花壇に欠かせません。
今回はケイトウの魅力や育て方、参考価格などの基本情報とともに、オススメ品種も紹介します。
別の種類でケイトウという名前が付いている植物も見ていきましょう。
1. ケイトウとはどんな花?
【ケイトウの基本情報まとめ】
- 一年草
- ヒユ科ケイトウ属
- 原産地:インド・熱帯アジア
- 開花時期:7~11月
- 花色:赤・黄・ピンク・オレンジなど
- 参考価格:200~400円前後(3号ポット苗)
本来は多年草ですが、寒さにやや弱いため日本では一年草として扱われています。日本には奈良時代に伝わり、万葉集ではケイトウを題材に多くの恋歌が詠まれました。
鶏の頭に似た花姿から「ケイトウ(鶏頭)」と名付けられ、60品種ほどの種類が存在。同じ科でヒユ属に分類されている仲間にも、「ケイトウ」と名付けられている品種があります。