50歳代になると定年退職というゴールが徐々に近づいてくるため、老後資金について考える機会が増える方も多いでしょう。特に、おひとりさまの場合は老後の生活費をすべてひとりでまかなう必要があり、早くから資金準備に取り組む必要があります。

令和2年国勢調査結果によると、おひとりさま世帯は年々増加しており2020年においては世帯全体の38.1%を占めています。さらに、男女ともに65歳以上のおひとりさま世帯が増加傾向にあります。

おひとりさまで老後生活を送ることになる方は、どのくらいの貯蓄があるのでしょうか。みんなの実態を解説するとともに、50歳代から取り組むべき老後資金対策をご紹介します。