【新NISA】NG行為1.口座を開設する金融機関を吟味しない
新NISAでのNG行為1つ目は、新NISAの口座を開設する金融機関を吟味しないことです。
新NISAの口座は1人1口座しか持つことができません。同時期に2つの金融機関で新NISA口座を開設して投資をおこなうことは不可能です。
そのため、最初にどの金融機関で新NISAの口座を開設するかよく比較検討しましょう。例えば、銀行は株式を直接取り扱っていないため、新NISAで株式取引をしたい人は、銀行ではなく証券会社での口座開設が必要です。
また、証券会社のなかでも手数料体系や取引銘柄が異なります。ネット証券は独自のポイントサービスを実施しているところも多いです。
自分に合った金融機関での口座開設ができるよう、事前に各金融機関の新NISAにおけるサービスを比較してみてください。
【新NISA】NG行為2.投資する銘柄を吟味しない
新NISAでのNG行為2つ目は、投資する銘柄を吟味しないことです。
投資は、運用成績によって資産評価額が大きく変動します。運用成績は投資する銘柄により大きく左右されるため、各銘柄の過去の運用成績や投資対象を事前によく確認しましょう。
また、手数料にも注意が必要です。例えば、さまざまな銘柄に一度に投資できる投資信託は「信託報酬」という手数料が毎日発生し、投資信託残高から差し引かれます。
信託報酬が年率1%の投資信託を100万円保有する場合、手数料は年間で1万円です。運用で年に3万円の利益を出したとしても、手数料と相殺されて利益は2万円になってしまいます。
そのため、過去の運用成績や投資対象、手数料などをよく見比べて投資する銘柄を見極めましょう。