3. ゆうちょ銀行の株価のリスク

ゆうちょ銀行「リスク管理」においては、次のようにリスク要因がまとめられています。

ゆうちょ銀行は金融機関の一角であるため、冒頭に記載されている金利や為替、株式市場の変動が資金調達コストや保有資産の投資先の損益に影響をあたえます。

その結果、業績や株価に下落圧力をもたらす可能性があるでしょう。

また、市場環境が極端に悪化すると流動性が枯渇して資産の売却や資金調達が困難になる場合があります。こうした際には、株価の下落圧力となるリスクが考えられます。

4. ゆうちょ銀行の配当金

ゆうちょ銀行は安定性を重視しているとみられ、近年は一貫して年間50円の配当を維持しています。

配当性向は、近年50%台の推移となっています。一時は70%に達していたことをふまえると、その当時よりは改善しています。また、2023年度も年間配当50円を見込んでいます。

5. ゆうちょ銀行の株主優待

ゆうちょ銀行では、オリジナルのカタログギフトによる株主優待を実施しています。毎年3月31日時点で500株以上を保有する株主が対象で、6月下旬頃に配布されます。

オリジナルカタログには、郵便局の「ふるさと小包」取扱商品や食品、雑貨、社会貢献活動団体への寄付、オリジナルフレーム切手などが掲載されていて、およそ3000円相当となっています。

参考資料

宮野 茉莉子