春から咲き続けた花がそろそろ咲き終わる秋。また翌年の春からの庭作りに向けて、どのような庭にするのか、何を植えるのかなど計画を進めて行く時期になってきました。

時間にゆとりができ、これからガーデニングを始めたいという方への「60代から始めるガーデニング」。

今回は春の庭作りのために秋から準備しておくことや、今が植えどきの植物を参考価格とともに紹介します。

1. 来年の春ガーデンのために!秋のうちにしておきたい庭仕事

1.1 春から秋までの庭を振り返る

Maria Evseyeva/shutterstock.com

来年のガーデニングのためには、今年の庭を総括することが大切なポイントです。理想通りの庭になった、または思いのほかうまくいかなかったなど、これまでの庭を振り返ってみましょう。

枯れてしまった植物があれば、環境が原因なのか株が古くなったのかを推察して、翌年の植栽計画に役立てると失敗も少なくなります。

1.2 来年の春の植栽計画を立てる

来年の庭はどのようなイメージにするかをあらかじめ明確にしておくと、植物の品種選びや植栽デザインが決めやすくなります。

庭のイメージが決まったら、今年の反省点を踏まえて環境に合った場所に植え替えたり、新たに植える植物を購入したりして準備を進めて行きましょう。

1.3 咲き終わった花の後処理をする

Tequiero/shutterstock.com

咲き終わった一年草は抜き取り、根が残らないようにしっかりと土をよく耕しておきます。種まきして新しい苗を作る場合は、種の採取も忘れずに。

花が咲き終わり葉も枯れてきた多年草は短く切り戻し、翌春に新芽が出るまでしばらく待ちましょう。